武田~竹田・久住の早期整備要請 九州地整・藤巻局長に提言書手交 「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会 

[caption id="attachment_11645" align="alignleft" width="300"] 女性の会から提言書と姫だるまを手交された藤巻局長[/caption]

「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会(別名・竹田を思う姫だるまの会)は10月21日、国土交通省九州地方整備局の藤巻浩之局長と富山英範道路部長を訪ね、「宮崎・熊本・大分の道路アクセスを向上させることが九州全体の活性化に繋がる」との提言書を、会のシンボルでもある竹田市の伝統工芸品「姫だるま」とともに手交した。

同会の堀幸子代表は、2019年の竹田IC開通を契機とした国道57号の渋滞緩和策として、中九州横断道路・竹田IC~竹田・久住の1日も早い整備を要請。「利用者の方々、国道57号沿線の住民や商業者が困っている」と実情を説明した。

また、「国道57号竹田~菅生間の線形不良区の改良・追い越し車線の設置・道の駅菅生の右折レーンの設置工事の早期実施」と「日常的な渋滞を招いている犬飼~大分間の早期着工」なども合わせて要望した。

堀代表によると、富山道路部長は、かつて大分県の道路課長を務めていたことがあり、竹田市の道路事情にも詳しい。「旧交を温めながら和気あいあいとした意見交換になった」と言う。

一方、藤巻局長は、これまでの同会の活動についても理解を示しており、荻~竹田間の総工費や開通予定等についての質問には「現在行われている地質調査業務が終わると出せるようになる。用地買収については是非竹田市にも協力して頂きたい」と応じた。
要望を無事に終えた堀代表は「藤巻局長は初対面でしたが、とても丁寧な応対をして下さいました。背は高いが、全てに物腰が低く、私達は胸を打たれ何か学ばされた気がします。要望についてはお二人とも私達の要望に快く理解を示して下さいました。来年に予定されている私たちの会の20周年記念行事にもご参加いただければと願っています」と話している。

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