[caption id="attachment_15889" align="alignleft" width="368"] 今夏の山県~大野強戸間開通へ前進した[/caption]
東海環状自動車道の七五三第一高架橋(PC上部工)工事の閉合式が岐阜県本巣市で7日、行われた。これにより、2025年度開通予定で工事が進む山県IC~大野神戸IC間で、すべての橋桁がつながった。
七五三第一高架橋は橋長533㍍、幅員23・5㍍で、日本ピーエスが施工。場所打ちPC15径間連続箱桁橋を固定支保工で構築する工事で、23年6月に着工された。
橋上で行われた式典には、NEXCO中日本をはじめ地元沿線の関係者など約50名が出席。出席者がシャベルを使用して橋上に開いた穴にコンクリートを流し込み、表面をならして橋がつながったのを確認した。
NEXCO中日本岐阜工事事務所の藤原由康所長は「七五三第一高架橋の完成により、山県IC~大野神戸IC間が一つの線としてつながった。引き続き1日も早い開通を目指す」と挨拶。本巣市の藤原勉市長は「開通後を見据え、地域活性化につなげる活用策を展開していきたい」と語った。
着々と整備が進む東海環状道西回り区間だが、29日にはいなべIC~大安IC間、4月6日には山県IC~本巣IC間が開通する。七五三第一高架橋を含む山県IC~大野神戸IC間は今夏の開通を予定している。