東海環状道 山県~本巣間 6日開通

[caption id="attachment_16003" align="alignleft" width="358"] 岐阜市で開催された式典。関係者ら約300人が出席[/caption]

東海環状自動車道の西回り区間、山県IC~本巣IC間(延長11・9㌔)が6日、開通した。これにより愛知県豊田市から岐阜県山県市を経て同県本巣市まで環状ネットワークで繋がり、東海環状道は約8割が完成した。同日午前、岐阜市のJAぎふ構造改善センターで国土交通省中部地方整備局、NEXCO中日本名古屋支社、岐阜県主催の開通式典が行われ、沿線関係者ら約300人が出席。待望の東海環状道西回り区間の延伸を祝った。

式典では江崎禎英岐阜県知事が「モノや人の流れが大きく変わり、新たな価値が生み出される。防災面での活用も想定される。正にこれから国が変わっていく、大きなスタートとして東海環状道が開通することにワクワクしている」と挨拶。待望の東海環状道の完成について「全線開通を目指し、県でも力を尽くす」と語った。

約8割が完成、全線開通へ前進

事業者を代表して挨拶した国土交通省の山本巧道路局長は「本日開通を迎えることができたのは皆さんの協力のおかげ。沿線地域の発展を祈る」と謝辞。「東海環状道は全長約153㌔のうち約8割、127・8㌔が開通した。今夏には本巣~大野神戸間が開通する予定。残る区間の工事も安全に配慮しながら着実に進める」と述べた。

NEXCO中日本の縄田正社長は「開通後の維持管理・強化に責任を持って取り組むとともに、国交省と協力し、早期の全線開通へ全力で事業を進める」と挨拶した。

式典はその後、開通区間に新しく設置された、岐阜市初のIC、岐阜ICでセレモニーが執り行われた。

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