[caption id="attachment_16637" align="alignleft" width="364"]
麻生自民党最高顧問に要望書を手交[/caption]
新潟県商工会議所連合会(福田勝之会頭)は9月10日、道路関係予算の確保と高速道路の整備促進を求めて要望活動を実施した。日本海国土軸を担う日本海沿岸東北自動車道の整備促進と磐越自動車道の早期4車線化等を訴えた。
福田会頭ら要望団は自民党の麻生太郎最高顧問、財務省の斎藤洋明副大臣、国土交通省の国定勇人大臣政務官、総務省の出口和宏自治財務局長と面談。要望書を手交した。
要望書では、2026年度の道路関係予算の所要額の満額確保を要望。国土強靱化について「第1次国土強靱化実施中期計画に基づき、必要な予算・財源について、これまでのペースを緩めることなく、25年度補正予算から例年以上の規模で策定し、通常予算とは別枠で満額確保をお願いしたい」とした。
また、「新潟県は東北・関東・北陸・中部の各地域を繋ぐ重要な位置に存在し、高速道路により日本海側と太平洋側の国土軸を太く・多重に結ぶことで日本海側、延いては国全体の持つ潜在力を発揮させ、経済成長や広域観光、地方創生等に寄与する」として、日沿道の未整備区間で新潟・山形県境を繋ぐ朝日温海道路の整備促進が求められたほか、暫定2車線の4車線化では磐越道・津川IC~三川IC間と日沿道・豊栄スマートIC~荒川胎内IC間の新規事業化、磐越道・安田IC~新潟中央IC間の優先整備区間の指定が盛り込まれた。
これに対し、麻生自民党最高顧問は「東京の一極集中を是正したい」と述べ、高速道路の整備に理解を示した。


