高速道路調査会講演会・研究発表会 11月13日、14日 AP大阪駅前APホール

高速道路調査会は、11月13日に「令和7年度高速道路調査会講演会」、同月14日に「令和7年度高速道路調査会研究発表会」を行う。会場はAP大阪駅前APホール。

講演会は13時30分開演。二部構成で行われ、第一部は福和伸夫名古屋大学名誉教授(あいち・なごや強靱化共創センター長)が「南海トラフ地震対策と防災庁」を演題に講演し、第二部は宮城県の豊嶋潤復興・危機管理部危機管理監が「東日本大震災の教訓から学ぶ~震災からの復興とこれからの災害への備え~」を演題に講演する。第二部のみ11月25日~12月26日の期間中、オンデマンド配信する予定。

研究発表会は調査会が実施している調査研究活動の成果及び助成対象とした研究を、広く一般に公表し、普及・活用の促進を図ることを目的として実施するもの。特に調査研究活動の成果報告については、各委員会の委員長等が発表を行う予定である。開演は10時からで、プログラムは次の通り

▼鋼道路橋の腐食損傷部に対する当て板溶接補修に関する研究/廣畑幹人大阪大学大学院工学研究科准教授▼腐食した鋼ケーブル系部材の残存耐力評価法に関する研究/橋本国太郎神戸大学大学院工学研究科准教授▼Edutainmentによる漫然運転予防効果の実験的検討/倉内慎也愛媛大学大学院理工学研究科准教授▼ETC2・0および各種の交通データを用いた動的な起終点交通量の推計とその将来予測/井料隆雅東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授▼高速道路と物流施策動向に関する調査研究委員会(最終報告)/手塚広一郎委員長(日本大学経済学部学部長教授)

▼高速道路の景観史に関する調査研究委員会(最終報告)/齋藤潮委員(東京工業大学(現:東京科学大学)名誉教授)▼第66回海外道路調査団(アメリカの高速道路等における最新の維持管理・ 雪氷対策・ITS等技術の調査報告)/長沼斉房ハイウエイ開発(株)大阪支店南大阪事業所▼橋梁技術の変遷に関する調査研究委員会(最終報告)/二羽淳一郎委員長(東京科学大学名誉教授)▼社会的に望ましい高速道路料金のあり方に関する調査研究委員会(中間報告)/田邉勝巳委員長(慶応義塾大学商学部教授)

会場にお越しできない方にはオンデマンド聴講も可能。配信の期間は講演会と同じ。

講演会、研究発表会ともに参加を希望される方は調査会WEB申込まで。なお、11月7日以降はオンデマンド聴講の募集のみとなる。詳細は高速道路調査会HPまで。

パーマリンク