三遠南信自動車道の愛知県区間、佐久間道路・三遠道路・東栄IC~鳳来峡IC間(7・1㌔)が3月14日午後3時に開通する。これにより、佐久間道路・三遠道路は待望の全通を迎える。新東名に接続する浜松いなさICから佐久間河合ICまでの27・9㌔が1本につながり、愛知県東部や静岡県北西部のアクセス性が向上する。
三遠南信自動車道は長野市飯田市の中央道・飯田山本ICから愛知県を経由して、新東名・浜松いなさJCTに至る延長約100㌔の高規格道路。
三遠南信道の一部を構成する佐久間道路・三遠道路は1993年に事業化。2012年に鳳来峡~浜松いなさ間、19年に佐久間河合~東栄間が開通した。
現在の主要道路、国道151号と国道152号は山道でカーブや急勾配が多く、救急搬送時の走行安全性での課題が指摘されていた。緊急度・重症度の高い傷病者が発生した場合、安全性の向上と搬送時間の短縮により、救命率の向上が見込まれる。
また、23年6月に台風の影響による土砂災害・水没により通行止めが発生した。迂回が余儀なくされ、東栄町から新城市、浜松市への通常時間は通常より約1時間余計にかかった。佐久間道路・三遠道路の開通で、自然災害に強い道路ネットワークの形成に期待がかかる。


