[caption id="attachment_17284" align="alignleft" width="376"]
北海道中川郡中川町内で催された式典には関係者約240人が参集した[/caption]
音威子府IC(北海道音威子府村)~中川IC(中川町)を結ぶ音中道路(延長19・0㌔)が3月22日午後4時に開通した。音中道路は1993年に事業化し、2007年度に着工。区間内最長となる音中トンネル(4686㍍)の国内屈指と言われる難工事を乗り越え、事業化以来30年以上の歳月を経て開通を迎えた。
同道と並行する国道40号では、特に雪崩による通行止めの解消が課題となっていたが、今回の開通により、音中道路の4割を占めるトンネルを通過することで、気象条件に左右されず安全で速達性の高い移動が期待できる。旭川市~稚内市間の所要時間は、往復7時間30分と高規格道路開通前と比べ約2時間もの短縮が図られる。
開通に先立ち、午前11時から中川町生涯学習センターちゃいむで開通記念式が開催され、三橋剛北海道副知事、工藤広稚内市長、遠藤貴幸音威子府村長、石垣寿聰中川町長などの沿線首長や、伊藤条市北海道議会議長、衆参国会議員、国土交通省の富山英範大臣官房審議官、遠藤達哉北海道開発局長など関係者約240人が参集した。
冒頭、主催者を代表し、一般国道40号名寄・稚内間整備促進期成会の会長を務める工藤稚内市長が登壇。「音中道路が地域の未来を開く『希望の道』として多くの皆様に安全に利用され、地域の更なる発展につながるよう心から祈念する」と挨拶。また、富山大臣官房審議官は「多くの皆様方、先人の方々の御努力を積み重ねて完成したこの音中道路は、国道40号の難所を解消し、地域の交通環境を大きく改善すると思っている」と述べた。続いて鈴木宗男参院議員や東国幹衆院議員は、「今回の開通を機に更に延伸に向ってしっかり頑張っていく」と力強く語った。
最後に関係者らは鋏入れとくす玉開披を行い、開通を祝った。式典終了後は、中川ICの本線上に移動。パトカーを先頭に関係者を乗せた車両が音威子府ICに向かって通り初めを行った。


