津軽自動車道建設促進期成同盟会 「柏浮田道路」早期着工など 財務省・国交省に要望

[caption id="attachment_7410" align="alignleft" width="300" caption="岩佐財務主計官に要望書を手交する佐々木五所川原市長"][/caption]

津軽自動車道建設促進期成同盟会(会長=佐々木孝昌五所川原市長)は11月6、7日、財務省や国土交通省を訪問し、津軽自動車道「柏浮田道路」(延長12・3㌔)の早期着工などを求めるため、要望活動を実施した。

同盟会会長の佐々木五所川原市長と、副会長の平田衛鰺ヶ沢町長、福島弘芳つがる市長、成田誠板柳町長と木村次郎衆院議員らは6日、国土交通省の髙田昌行東北地方整備局長と面談し要望書を手交した。翌7日には、財務省の岩佐理主計局主計官と面談し、佐々木市長は、津軽自動車道「柏浮田道路」の全線供用開始に伴う観光、産業の活性化をはじめ、医療機関への搬送短縮や冬期交通環境の改善等のストック効果を説明し、早期完成を訴えた。

岩佐主計官は「昨年新規に予算化され、現在は完成に向け工程が進められている。今後も柏浮田道路は、早期完成できるよう道路建設に伴う予算等を配慮していく必要がある」と述べた。

続いて国土交通省では、工藤彰三大臣政務官、田中英之大臣政務官、菊地身智雄技監や田尻直人道路局官房審議官、に要望書を手渡した。佐々木五所川原市長は、津軽地方の吹雪による視程障害など冬期道路交通事情について切に訴え、「柏浮田道路」の早期完成及び、鰺ヶ沢~浪岡間の早期全線開通を要望した。菊地技監は「早期着工、早期全線開通に向け、道路建設に伴う予算等を配慮していく必要がある」と述べた。

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