東海環状道西回りの早期完成を!岐阜県議会議連など各団体結集し決議

[caption id="attachment_8353" align="alignleft" width="300" caption="「東海環状道は日本の成長に不可欠」と古田岐阜県知事"][/caption]

東海環状自動車道西回りルート建設促進大会が6月27日、岐阜県庁議会西棟で開催され、経済発展や観光振興、緊急医療ネットワーク形成に不可欠な東海環状道西回り区間の早期完成へ気勢を上げた。

同大会は岐阜県議会東海環状自動車道西回りルート建設促進議員連盟、東海環状自動車道建設促進岐阜県西部協議会、東海環状自動車道岐阜県西部地域建設促進期成協議会、東海環状自動車道西濃地域建設促進期成協議会の主催、岐阜県市議会議長会、岐阜県町村議会議長会の共催で行われ、沿線自治体、商工関係者ら約130人が出席。

主催者挨拶に立った岐阜県議会東海環状自動車道西回りルート建設促進議員連盟の猫田孝会長は「全線が繋がってこそ本来の効果が発揮される。岐阜、三重県境部分の開通見通しを示した上で、ミッシングリンクとなっている西回り区間が1日も早く全通するよう、必要な事業費確保を含めて国や関係機関に強力に働きかけていく」と決意を語った。

来賓で出席した古田肇岐阜県知事は「東西は首都圏と近畿圏、南北は太平洋と日本海があり、東西南北の中枢を成すロータリー効果がある東海環状道は、単に岐阜県、東海地方だけでなく、日本の成長に不可欠な高速道路」と挨拶。「来年は東京五輪や大河ドラマ、ねんりんピック開催など大交流の年。(仮称)高富IC~(仮称)大野・神戸IC間の前倒し開通、そして養老IC以南の開通見込みの早期公表をお願いしたい」と訴えた。

最後に「東海環状自動車道道西回り区間は、沿線各地の経済発展、地方創生、広域観光及び国土強靭化などへ大きく寄与し、生産性向上による経済成長をさらに高めることから、重要物流道路に指定するとともに、早期全線開通に向け、必要な財源や事業費を確保し、強力に事業を推進すること」を第一項目に、本年度開通予定の関広見IC~(仮称)高富IC間及び(仮称)大野・神戸IC~大垣西IC間の一日も早い開通、令和6年度開通予定の(仮称)高富IC~(仮称)大野・神戸IC間の前倒し開通、養老IC~(仮称)北勢IC間の開通見通しの早期公表等を求める大会決議を満場一致で採択。西回り区間の早期完成に向け、国、関係機関へ強く要望した。

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