岡山県と、中国横断自動車道4車線化促進岡山県期成会(会長=伊原木隆太岡山県知事)は、暫定2車線区間が残る中国横断自動車道岡山米子線全線4車線化の早期実現に向け、利用促進活動に取り組んでいる。
岡山米子線を多くの人に利用してもらうため、来年1月5日まで「岡山米子線ぶらりおでかけスタンプラリー」を実施している。
沿線のSA・PAや道の駅、観光施設等計18カ所のスタンプ設置施設などで、台紙を入手し、必要数のスタンプを押印して郵送または、スマートフォン等から特設サイトにアクセスし、位置情報からデジタルスタンプを集め応募すると、抽選で、1万円相当または4千円相当の沿線市町村の特産品が当たる。台紙や特設サイトでは、岡山米子線沿線の魅力やイベント情報等も紹介している。
また、岡山県土木部道路建設課は19年度から、日常業務での高速道路利用でちょっとお得に「働き方改革‼」と称したリーフレットを約500枚作成し、同期成会会員の市町村に周知し、日常業務での高速道路利用を呼びかけている。
リーフレットには、岡山県庁~真庭市役所間の所要時間は、一般道を利用すると片道約100分だが、高速道路を利用すると片道約70分、往復で約60分短縮すると紹介。この短縮した時間を有効に使い、効率的に職場での業務が可能になり、仕事のミス軽減、残業時間を減らしプライベート時間を満喫できるなど、高速道路利用のメリットを分かりやすくまとめ掲載している。
県担当者は今後、各地域の事業者にも周知し、一層の高速道路利用の促進に役立てたいとしている。