アクアライン変動料金で効果確認

7月22日から土日・祝日の東京湾アクアライン上り線でロードプライシングの社会実験が開始された。実験後1カ月の交通状況について渋滞緩和が図られたことが、国土交通省とNEXCO東日本、千葉県の調べで分かった。

対象はETC搭載車。普通車の通常料金800円を土日祝日の午後1時~8時が1200円、午後8時~午前0時が600円とし、普通車以外も同様に午後の混雑時は通常料金の1・5倍、夜間は0・75倍の変動料金が設定された。

国交省等の分析によると午後1時~8時の交通量が減少し、前後の時間帯に分散。日交通量は増加したものの、木更津JCT~川崎浮島JCTまでの通過所要時間は実験前の56分から38分に短縮された。日平均の渋滞の長さも平均2・4㌔短くなった。

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