[caption id="attachment_15036" align="alignleft" width="300"] 約650人が参集し、早期整備へ思いを一つにした[/caption]
東九州自動車道建設促進地方大会が7月11日、宮崎市の佐土原総合文化センターで行われ、沿線関係者ら約650人が参加。ミッシングリンクの解消と暫定2車線区間の4車線化の早期実現を訴え、「東九州軸の発展を目指し、つくって活かそう!東九州道」と気勢を上げた。
同大会は東九州自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)、東九州軸推進機構(会長=倉富純男九州経済連合会会長)が主催、日本青年会議所九州地区協議会の後援で開催された。
例年、この時期に地方大会、秋季に中央大会を開き、九州縦貫自動車道に加え西九州新幹線など高速交通網の整備が先行する西九州地域に比べ、高速交通体系の整備が遅れる東九州地域の軸となる東九州道の早期整備を国へ訴えてきた。
こうした成果が実り、今年4月には東九州道で唯一の未事業化区間、南郷~奈留間が新規事業化。ミッシングリンクの解消へ大きく前進した。
主催者を代表して登壇した河野宮崎県知事は「着実な整備とともに、高鍋~西都間はじめ4区間で4車線化工事も着々と進む。企業立地の進展等による経済活性化、広域観光ルートの形成による観光振興など開通効果が目に見えて現れている」と挨拶。「ミッシングリンクの解消と早期の4車線化の思いを国へしっかり届ける」と決意を語った。
最後に佐藤貢宮崎県町村会会長(日之影町長)の発声で「頑張ろう三唱」を行い、全員総立ちで拳を突き上げた。