[caption id="attachment_6650" align="alignleft" width="300" caption="18年度事業計画等を満場一致で承認した"][/caption]
南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=三反園訓鹿児島県知事)は5月21日、鹿児島市の鹿児島東急REIホテルで、18年度総会を開催した。南九州西回り自動車道の一刻も早いミッシングリンクの解消に向け、予算の重点配分を行うことを求め、国などへ強力な要望活動を実施する事業計画を満場一致で承認した。
鹿児島県の岩切剛志副知事や坂田孝志熊本県議会議長、鹿児島県の椎木伸一出水市長や岩切秀雄薩摩川内市長、国土交通省の増田博行九州地方整備局長など関係者約40人が出席した。
岩切副知事は「本自動車道は、大規模災害時の広域避難や物資の緊急輸送などに大きな役割を担うとともに、物流や観光面でも大きな経済効果をもたらす地方創生の実現に必要不可欠な道路だ」として、「早期全線開通を実現するためには、道路関係予算が増額され、本自動車道に予算が重点配分されるよう強く求めていく必要がある」と三反園訓知事の挨拶を代読した。
18年度の主な実施計画は、7、11月に国土交通省等へ中央要望、10月は九州地方整備局への要望活動、沿線市町長による中央要望活動、11月に建設促進大会開催を予定している。