[caption id="attachment_15644" align="alignleft" width="300"] 国土交通省を訪れ高橋副大臣に要望書を提出[/caption]
山梨県、東京都、神奈川県、長野県、相模原市、その他沿線市区町村で構成する中央自動車道渋滞対策促進協議会(会長=長崎幸太郎山梨県知事)は昨年11月29日、東京・平河町の海運クラブで、第12回「中央自動車道渋滞対策促進大会」を開催。同日、国土交通省等に対し要望活動を実施した。
大会冒頭、長崎知事は、沿線地域の発展や経済活動などの拡大に伴い、上野原IC以東の交通渋滞は大変深刻な状況であるなどとして、「事業中箇所の早期完成と残る渋滞ボトルネックの解消に向け、引き続き着実な活動を積み重ね、中央自動車道の渋滞解消への実現に向け、皆様とともに力を合わせて邁進していく」と挨拶した。
大会には、東京都の中村倫治副知事ら5都県市の関係者や国土交通省の山本巧道路局長、NEXCO中日本、関係国会議員らが出席。中央道上り線の小仏トンネル付近と下り線の相模湖付近で実施している渋滞対策工事の早期完成や、上り線の三鷹バス停付近と下り線の日野バス停付近の渋滞対策工事の速やかな実施、必要とする道路整備が着実に実施できるよう安定的な財源確保などを国等に要請していくことを確認した。このほか、関東地方整備局の野坂周子道路部長とNEXCO中日本の村田啓執行役員八王子支社長による事業説明や、八王子商工会議所の下田直啓副会頭による意見発表なども行われた。
大会終了後、長崎知事らは国土交通省を訪れ、高橋克法国土交通副大臣、吉岡幹夫事務次官と面談し、要望書を提出。高橋副大臣は「全力を挙げる」などと理解を示した。