中日本 新東名建設中区間で路車協調実験

NEXCO中日本は13日から7月末までの期間限定で、NEXCO中日本御殿場工事事務所が建設中の新東名高速道路を活用した「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」を行う。実証実験では全10企業・団体が参加し、路車間通信を活用した安全対策・渋滞緩和策等計23件の実証実験に取り組む。

実験区間は、27年度開通を目指し建設中の新東名・新秦野IC~新御殿場IC。新御殿場IC付近の約2・8㌔を「一般区間」、事務所管内東側で構造物が連続する約3・1㌔を「トンネル区間」として、将来の路車間通信(V21)の仕様などを検証する。実験は6月20日に報道機関に公開される予定。

参加企業・団体は、①沖電気工業②KDDI③交通総合研究所④ソフトバンク⑤名古屋電機工業⑥日本電気⑦富士通⑧古河電気工業⑨三菱重工機械システム⑩三菱電機。

実証実験は、国土交通省、国土技術政策総合研究所、NEXCO東日本、NEXCO西日本、NEXCO総研と連携。新東名・駿河湾沼津SA~浜松SA間約百㌔を対象に今年度末から実施予定の自動運転レーンの実証実験に活かしてゆく方針。

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