中部縦貫道建設促進福井県協議会 「大野油坂道路整備促進大会」140人が集結、心ひとつに

[caption id="attachment_8921" align="alignleft" width="300" caption="来賓の池田道路局長に提言書を手交する杉本福井県知事"][/caption]

中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会(会長=杉本達治福井県知事)は11月14日、東京都内で、「中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進大会」を開催した。「みんなの力で、早期完成を!明日へつながる、未来へつながる~中部縦貫自動車道」と書かれた上り旗や卓上旗がずらりと並ぶ会場の灘尾ホールには、鉢巻きを締めた会員、来賓延べ約140人が集結。「工事最盛期となっている大野油坂道路の北陸新幹線福井・敦賀開業と同時期の開通を!」と心を一つにした。

同道の大会が熱気を帯びている背景には、7日に開催された近畿地方整備局事業評価監視委員会で、想定を上回った軟弱地盤等を理由に事業費が800億円程度膨らむ見通しが明らかになったことにある。これについて杉本知事は冒頭「2年前の永平寺大野道路開通で大きなストック効果があった。他県にも全体事業費が増加した例はある。我々がへこたれてはならない。北陸新幹線開業に間に合うよう、県としても工面しながらやらせて頂きたい」と決意を語った。

来賓らも「大会を契機に一丸となって頑張ろう」(山本拓衆議院議員)、「しっかり財源を確保して新幹線との相乗効果を出したい」(稲田朋美衆議院議員)と力を込めた。

来賓の池田道路局長は、「難工事が続くが国としても1日も早い完成を目指す」と語り、杉本知事から手交された提言書をしっかりと受けて笑顔で応じた。

また、大会後には決議した提言書を財務省太田主計局長に手交した。

パーマリンク