九州中央道 山都中島西~山都通潤橋 来年2月11日待望の開通へ

国土交通省熊本河川国道事務所(福井貴規所長)は1日、九州中央自動車道・山都中島西IC~山都通潤橋IC間(延長10・4㌔)を2024年2月11日午後4時に開通すると発表した。同区間の開通で嘉島JCT~山都通潤橋IC間延長約23㌔が繋がり、山都町役場から熊本市役所までの所要時間は約8分短縮し、66分となる。

九州中央道は、九州道の嘉島JCT(熊本県嘉島町)から東九州道の延岡JCT・IC(宮崎県延岡市)に至る全長約95㌔の高速道路。現在、熊本県側の嘉島JCT~山都中島西IC間(延長12・6㌔)と、宮崎県側の高千穂日之影道路・雲海橋交差点~平底交差点間(延長5・1㌔)、北方延岡道路・蔵田交差点~延岡JCT・IC間(延長13・1㌔)の3区間が開通。既開通区間と今回の開通区間を合わせた延長23㌔の総事業費は約1094億円。

今回の開通により、並行する国道445号に多数存在する線形不良箇所や幅員狭小区間の回避が可能になり、走行性、交通安全性の向上が期待される。また、山都町では熊本市内の第三次救急医療施設病院への搬送時間が、熊本県の平均搬送時間に比べ約17分長いことなどが課題となっていたが、今回の開通で同施設への円滑な救急搬送を支援する。

さらに熊本市内方面から、今年9月に国宝認定された「通潤橋」、併立神宮、阿蘇地域や宮崎県の高千穂町など九州有数の観光地への所要時間が短縮し、観光地間の周遊性向上などが期待される。

開通日公表を受け、梅田譲山都町長は「山都町へのアクセス向上、周辺地域に広域観光の振興や地域産業の活性化、災害時の代替道路機能拡大など様々な波及効果が期待され、大変嬉しい」とコメントを発表した。

パーマリンク