伊豆縦貫道の早期完成を 関係3団体が合同促進大会開催

[caption id="attachment_15038" align="alignleft" width="300"] 鈴木静岡県知事が山本道路局長に要望書を手交[/caption]

伊豆縦貫自動車道の早期完成を目指して、伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会(会長=鈴木康友静岡県知事)、伊豆縦貫自動車道建設推進期成同盟会(会長=田中豊下田商工会議所会頭)、東駿河湾環状道路整備促進期成同盟会(会長=賴重秀一沼津市長)の3団体は7月26日、東京・平河町の都道府県会館で合同促進大会を開催した。想定される南海トラフ地震や激甚化・頻発化する自然災害から住民を守る「命の道」として、伊豆縦貫道と東駿河湾環状道路の早期整備を求めた。

賴重沼津市長の開会挨拶に続き、鈴木静岡県知事が「伊豆地域は高いポテンシャルを有する地域であり、伊豆縦貫道は東名、新東名と一体となって広域ネットワークの役割を担う。経済、観光振興だけでなく、命の道として早期完成が待ち望まれている」と挨拶した。

加えて、鈴木知事は能登半島地震で孤立集落が発生した状況に言及。「伊豆地域は半島という地域的制約があり、震災など災害時、確実に機能する、骨格となる高規格道路の整備は喫緊の課題」として、伊豆縦貫道の早期整備による強靱化、アクセス道路の整備に全力で取り組む姿勢を示した。

最後に、鈴木知事ら3団体代表から来賓出席の山本巧道路局長に決議文をまとめた要望書を手交。伊豆縦貫道を構成する河津下田道路の早期開通、天城峠道路・月ケ瀬~茅野間の早期工事着手と茅野以南の早期事業化、東駿河湾環状道路・沼津岡宮~愛鷹間、大場・函南~函南間の早期工事着手と愛鷹以西の早期事業化等を求める要望書の実現を訴えた。

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