冬の提言活動を実施 中部縦貫・北陸関東同盟会

中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会(会長=阿部守一長野県知事)は11月7日、冬の提言活動として国土交通省、財務省への要望活動を実施。中部縦貫自動車道をはじめ、北陸、飛越、甲信地域と関東地方を最短で結ぶ北陸関東広域道路のミッシングリンク解消を訴えた=写真=。

当日、長野県の臥雲義尚松本市長、岐阜県の田中明高山市長、福井県の石山志保大野市長、石川県の宮橋勝栄小松市長が提言者として、国交省で和田信貴事務次官、長谷川朋広官房審議官、財務省で山下直樹主計局公共事業総括第一係主査と面談。中部縦貫道を構成する松本波田道路の整備促進や高山清見道路・丹生川~高山間の早期完成、平湯~日面間の早期全線事業化、大野油坂道路・九頭竜~油坂間の整備促進、高規格道路の小松白川連絡道路と富山高山連絡道路の整備推進等を求める提言書を手交した。

これを受け、和田事務次官は「未事業化区間については、次のステップに進めていけるよう検討を進める」と回答。山下主査も「優先順位を見極めながら、要望内容を踏まえ議論していく」と前向きに応じた。

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