北海道「命のみち」東京大会開催 ミッシングリンク早期解消を訴え


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1日に行われた東京大会。全員総立ちで「つながれ!命のみち」

北海道「命のみち」を求める東京大会が1日、東京都千代田区のホテルルポール麹町で開催された。近年の激甚化・頻発化する自然災害から道民の命と暮らしを守るため、そしてゼロカーボンや食と観光等の振興に取り組む北海道のポテンシャルを最大限生かすため、高規格道路のミッシングリンク解消、暫定2車線区間の4車線化、直轄国道とのダブルネットワークの早期実現が訴えられた。

東京大会は北海道高速道路建設促進期成会(会長=鈴木直道北海道知事)、北海道道路利用者会議(会長=丸岩浩二道議会建設常任委員長)、北海道道路整備促進協会(会長=硲一寿興部町長)の主催、北海道の地域とみちをつなぐネットワーク連携会議(田中夕貴会長)の共催で開催。加藤竜祥国土交通大臣政務官、佐藤信秋自民党国土強靱化推進本部本部長代理、伊東良孝自民党北海道総合開発特別委員会委員長、中村裕之自民党北海道支部連合会会長をはじめ地元選出国会議員、長谷川朋弘国土交通省道路局官房審議官、由木文彦NEXCO東日本社長の来賓のほか、WEB参加者14名を含む約200人が参加して行われた。


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「道路予算の確保、拡大へ全力で訴える」と鈴木知事
冒頭、主催者を代表して鈴木知事が登壇。「道民の安全・安心を守るため、災害に強い高規格道路ネットワークの着実な整備、機能強化が求められている。国土強靱化5か年加速化対策の取り組みは非常に重要となる中、先の国会で議員立法により改正国土強靱化基本法が成立。対策期間完了後においても切れ目なく継続的、安定的に取り組みを進めていかなくてはならない」と挨拶。「道路の整備、管理を進めていくため関係予算の確保は勿論のこと、その拡大に向けて全力で訴えていく」と決意を語った。 続く来賓挨拶では、加藤政務官が「北海道は食と観光に加え次世代半導体工場の建設が進むなど、日本の成長を支えている。生産性向上とともに、観光需要を呼び込むためにも、利用者目線に立ってミッシングリンク解消、暫定2車線区間の4車線化等を進めていく必要がある」と挨拶。佐藤自民党国土強靱化推進本部長代理も道内の高規格道路ネットワーク約1800㌔について「早期に完成できるよう頑張る」と述べた。

意見発表では、辻󠄀直孝北見市長、石垣雅敏根室市長のほか、一般市民を代表して「北海道の地域とみちをつなぐネットワーク連絡会議」の田中夕貴会長と娘の田中真綾さんが登壇した。

辻󠄀北見市長は多彩な観光資源を有するオホーツク圏域の状況を示し「高規格道路ネットワークが整備されれば、観光周遊ルートの形成などにより、広域からの集客が期待できる」として遠軽北見道路の整備促進を要望。石垣根室市長は「新鮮な水産品を全国の食卓にお届けするため、そして大規模災害時の国道44号の代替路として高規格道路の整備は不可欠」と語り北海道横断道・釧路~根室間の整備促進を訴えた。


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堂故国交副大臣に要望書を手交

北海道みちネットの田中会長は「分娩可能な医療施設は都市部にあり、広大な北海道では移動に時間を要するため、道内の地方にいる妊婦の負担は大きい。高規格道路の整備によって、安全に子供が産める北海道にしてほしい」とし、真綾さんは「北海道は日本の将来に貢献できる希望の大地だが、現状の北海道の道路ネットワークはあまりに脆弱」と指摘。これをまとめる形で、田中会長は「世代を繋ぐものに投資しない国に未来はない」と述べ、高規格道路の整備促進を求めた。

続いて、北海道商工会議所連合会の岩田圭剛会頭が①防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に必要な予算・財源の確保と事業推進②国土強靱化実施中期計画の早期策定と予算・財源の別枠確保③高規格道路のミッシングリンク解消と暫定2車線区間の4車線化、直轄国道とのダブルネットワーク化、重要物流道路の整備等を骨子とする決議案を朗読。満場一致で採択された。

最後に硲興部町長の発声でガンバロー三唱が行われ、参加者総立ちで「広がれ!道路ネットワーク、つながれ命のみち!」と気勢を上げた。


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瀬戸財務政務官に要望書を手交

今回、北海道「命のみち」実現に向け、大会前日の10月31日と大会当日の1日の2日間にわたって要望活動が実施された。

10月31日には、鈴木北海道知事ら要望団は国土交通省、財務省を訪れ、堂故茂国土交通副大臣、瀬戸隆一財務大臣政務官等と面談。北海道のミッシングリンク解消と暫定2車線区間の4車線化、道路関係予算の確保等を求めた。

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