女性の会3団体 東西交流促進へ山陰道整備要請 若い世代に安心な生活を!

[caption id="attachment_12931" align="alignleft" width="300"] 女性の会3団体の会長らは高見衆院議員に要望書を手交[/caption]

「若い世代が島根で希望どおり結婚し、子どもを産み育て、次の世代にとっても安全で安心な環境を整えるために、高速道路が必要です」。山陰道の早期整備を求める島根県の女性の会3団体は11月29日、国土交通省の佐々木正士郎道路局次長や高見康裕衆院議員ら国会議員のもとを訪れ、中央要望を実施した。参加者は、ゆうひライン女性の会(光永榮子会長)、山陰道(温泉津・江津間)の早期建設を促進する女性の会(平下洋子会長)、山陰道(出雲‐江津間)早期実現推進協議会女性会(平田久美子会長)。

島根県内山陰道の事業中区間(57㌔)のうち、大田・静間道路と静間・仁摩道路は2023年度、出雲・湖陵道路と湖陵・多伎道路は24年度、三隅・益田道路は25年度の開通に向け整備が進められ、福光・浅利道路は昨年度から本線工事に着手するなど本格的に事業が進められている。

その一方で、県内山陰道の開通率は66%と全国の同89%と比べ遅れている状況。島根県西部地域は、高速道路が繋がっておらず、海岸沿いの国道9号や同191号に生活の多くを依存し、災害や事故などで幾度も通行止めになっている。女性の会会長らは、東西の交流促進に繋がる山陰道全線開通に向けて、開通見通しが未公表の事業区間の早期開通見通し公表や、益田道路(久城~高津間)の早期事業化、予算の満額確保などを訴えた。

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