山梨県峡北協議会が要望書 長崎知事「合意形成に取り組む」

[caption id="attachment_11621" align="alignleft" width="300"] 長崎山梨県知事に要望書を手交[/caption]

山梨県の峡北地域3市で構成する中部横断自動車道整備促進山梨県峡北地域連絡協議会(会長=上村英司北杜市長)は8月26日、山梨県の長崎幸太郎知事に対し、中部横断自動車道・長坂~八千穂間の早期事業化を求める要望を行った。

協議会会長の上村北杜市長を筆頭に、内藤久夫韮崎市長、保坂武甲斐市長が出席し、長崎知事に要望書を提出した。

上村市長は「中部横断道は太平洋と日本海を結ぶ新たな高速道路網を形成し、沿線地域の産業や経済等の振興・発展に大きな活力を与える重要な路線。また、地震などの災害時においても、緊急輸送路としての役割を担うなど、安心安全に不可欠な命の道である。一刻も早い全線開通を切望している」と説明し、長坂~八千穂間の早期事業化を訴えた。

長崎知事は「最重要課題と考えている。早期事業化を目指し、都市計画決定に向け3市と意見交換を行い、合意形成に取り組んでいく」と述べた。

同区間は、昨年10月から、国が環境影響評価の現地調査を開始。今後、ルートの絞り込み作業を進め、事業化を目指していく。

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