新スマートIC設置へ 中部地整と恵那市が準備会

中部地方整備局と岐阜県恵那市は19日、9月に準備段階調査箇所に選定された恵那峡SAスマートICの第1回準備会を恵那市役所で開催した。準備会の設立趣旨や計画地の周辺概要を審議し、今後、設置場所や構造などの検討を進めていくことを確認した。準備会のメンバーは整備局、恵那市のほか県、県警察本部、NEXCO中日本名古屋支社で構成される。

準備会では小坂喬峰恵那市長が「行楽シーズンでの中央道・恵那ICの混雑解消やリニア岐阜県駅に近い市の大井町での活性化に大きな期待が出来る」と挨拶。恵那峡SAへのスマートIC設置を前提にリニアまちづくり構想を検討してきた市の取り組みを説明し「早期整備を目指していく」と決意を語った。

今後、準備会では、概略検討でICの社会便益と利用交通量、位置や構造、周辺道路の整備計画をまとめる。その後、ICと周辺施設の詳細設計や費用分担、管理・運営方法等の詳細を検討。調整が整い次第、地区協議会実施計画書をまとめる。

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