新大宮上尾道路建設促進期成同盟会総会 事業予算の確保等訴える 国交省・財務省への要望活動も

[caption id="attachment_7050" align="alignleft" width="300" caption="総会後、牧野国交副大臣を訪ね要望書を手交する要望団"][/caption]

新大宮上尾道路建設促進期成同盟会(会長=清水勇人さいたま市長)は8月22日、東京・平河町の都道府県会館402会議室で、18年度総会を開催した。その後、関係者らは国土交通省や財務省を訪問し、要望活動を実施した。

同盟会会長の清水市長や副会長の畠山稔上尾市長、現王園孝昭北本市長、埼玉県の飯島寛副知事と来賓など関係者約100人が出席した。清水会長は挨拶で「新大宮上尾道路は都心と圏央道を直結する極めて重要な自動車専用道路であり、十分な事業費を確保したうえで更なる事業の進捗が図られるよう、本同盟会を通じ積極的に国に要望していくことが大変重要である」と述べた。

▽事業中の首都高速道路・与野JCT~上尾南IC間はコスト縮減に努めつつ早期完成に向け事業を強力に推進する▽上尾南IC~圏央道・桶川北本IC間の早期事業化▽国道17号沿線地域の安全で円滑な交通確保、さいたま新都心の災害拠点機能を最大限に発揮するため、新大宮上尾道路を重要物流道路として指定し、早期開通のための十分な事業費を確保すること―など3項目を含む要望案は満場一致で承認された。

総会後、関係者らは国土交通省の牧野たかお副大臣、森昌文事務次官へ要望書を手交。牧野副大臣は「新大宮上尾道路の重要性は認識しており、着実に整備を進めていきたい」と述べた。続いて財務省の神田眞人主計局次長、首都高速道路の藤井寛行代表取締役専務執行役員へ要望書を手交した。

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