東九州道 弓張トンネルが貫通 佐世保大塔~佐々間4車線化で

[caption id="attachment_14194" align="alignleft" width="300"] 全線4車線化の思いで貫通発破[/caption]

西九州自動車道の佐世保大塔IC~佐々IC間(約16・9㌔)の4車線化工事で、長崎県佐世保市の弓張トンネルの貫通式が11月10日、弓張トンネル東側坑口付近で行われた。式に出席した宮島大典佐世保市長は「待望の4車線化に向け、トンネル貫通は大きな前進」と喜びを語った。

貫通式には国、地元住民や施工業者など約110人が出席。発注者を代表して、NEXCO西日本九州支社佐世保工事事務所の大岡慶巳所長は「工事の4車線化区間では今年8月に貫通した天神山トンネルと弓張トンネルがあり、これで2つのトンネルが貫通し大きな山を一つ超えた。今後、更に気を引き締め工事を進めていく」と挨拶した。

弓張トンネルは相浦中里IC~佐世保中央IC間に位置し、延長は2671㍍。20年12月に掘削を開始し、約2年10カ月で貫通を迎えた。工事は五洋建設・不動テトラJVが担当。

今後、佐世保大塔~佐々間の4車線化工事は急ピッチで進むこととなり、全線4車線化の供用開始は27年度を予定している。

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