東海環状道西回り区間開通と東海北陸道の早期全線4車線化で 古田岐阜県知事ら要望

[caption id="attachment_12454" align="alignleft" width="300"] 古田岐阜県知事、一見三重県知事から提案書を受け取った渡辺副大臣[/caption]

東海北陸自動車道建設促進同盟会、東海環状道路建設促進期成同盟会は4日、国土交通省への提言活動を実施。東海北陸自動車道の全線4車線化と東海環状自動車道の全線開通の早期実現を提言した。

当日は両同盟会会長の古田肇岐阜県知事、副会長の一見勝之三重県知事のほか、蔵堀祐一富山県副知事、宇佐美晃三大野町長、成原茂白川村長、日沖靖いなべ市長が参加。渡辺猛之国土交通副大臣に面談し、提言書を手交した。

提言後の会見で、古田岐阜県知事はミッシングリンクになっている東海環状自動車道西回り区間について「開通に向けたスケジュールが示され、いよいよ全体像が見えてきた。2026年度の開通見通しが示されている養老~北勢間が完成すれば、岐阜県と三重県が高速道路で初めて繋がることになる」として早期開通の意義を強調。「渡辺副大臣も十分理解されていた」と報告した。

一見三重県知事も「東海環状自動車道を介して四日市港と岐阜県が結ばれる。沿線では開通を見据えて企業立地が進む。渡辺副大臣から予算をしっかり確保したいと話があった」と手応えを感じている様子だった。

東海北陸自動車道の4車線化については、古田岐阜県知事が最後の難関として飛彈トンネルが未事業化区間となっている現状を説明。渡辺副大臣に対し、飛彈トンネルを含む優先整備区間の飛彈清見~白川郷間の早期事業化を提言したことを語った。

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