水素ステーションを設置 中日本と岩谷産業で全国の高速初 東名高速・足柄SAにオープン

[caption id="attachment_13777" align="alignleft" width="300"] 大型車にも短時間充填可能な水素ステーション[/caption]

NEXCO中日本と中日本エクシス、岩谷産業は、東名高速道路・足柄SA(下)に、全国の高速道路SA・PAで初となる水素ステーションを9月15日午後2時にオープンすると発表した。

この「イワタニ水素ステーション足柄SA」は、静岡県御殿場市に位置し、充填口数は2口、供給方式は液化水素貯蔵(オフサイト型)、供給能力は平均300Nm3/hで、大型トラックにも短時間で充填が可能。充填圧力は82メガパスカル。営業時間は午前8時~午後8時。

オープンキャンペーンとして、午後2時から水素ステーションと商業施設「ショッピングプラザ」利用の先着700人にNEXCO中日本と岩谷産業がコラボしたオリジナル記念シールを配布する。

NEXCO中日本は、地球温暖化や気候変動といった地球規模の環境問題の解決に貢献していくために、これまでも高速道路ネットワーク整備によるCO2排出量の削減やEV(電気自動車)充電設備の拡充に取り組んでおり、今回の設置で更なる利便性の向上と脱炭素社会の実現に貢献する。今後は利用状況やFCV(燃料電池自動車)の普及状況などを踏まえ、高速道路への展開を検討する。

また、岩谷産業は現在、高速道路外で53カ所の水素ステーションを営業中であり、今後もFCV普及促進、利便性向上を目指し、全国で水素ステーションの整備を進めていく。

パーマリンク