沖縄自動車道 特別割引を2024年3月まで延長

NEXCO西日本は13日、沖縄自動車道全線で全車両を対象に実施している35・5%の特別割引を、2024年3月末まで1年間延長すると発表した。同年4月以降の割引措置は未定だが、非ETC車(現金車など)は適用せず、ETC車のみ対象とする方針。

ETC利用率の向上と料金所の渋滞解消を図ることが狙い。那覇IC~許田IC間の普通車の利用料金は割引適用で片道1040円。正規料金は片道1610円になる。

西日本管内のETC利用率は約92%だが、沖縄自動車道では26ポイント低い約66%と利用率が低迷しているため、一般レーンが混雑し料金所付近で渋滞が発生。この渋滞にETC車も巻き込まれ、ETC利用によるメリットを享受できていない状況となっている。

国土交通省と高速各社は高速道路料金所のキャッシュレス化、タッチレス化推進として、10年後を目処に全ての料金所のETC専用化の実現を目指す。

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