道路予算確保で要望 ミッシングリンク10県知事会議

[caption id="attachment_14224" align="alignleft" width="300"] 丹羽道路局長に要望書を手渡す知事ら[/caption]

「高速道路のミッシングリンクを解消し日本の再生を実現する10県知事会議」は11月14日、秋の要望活動を実施した。平井伸治鳥取県知事ら要望団は国土交通省を訪れ、丹羽克彦道路局長と面談。24年度道路関係予算の確保によるミッシングリンクの解消と切れ目ない国土強靱化の取り組み、4車線化の優先整備区間の早期整備を求めた。

ミッシングリンク10県知事会議は山形、福井、和歌山、鳥取、島根、山口、徳島、愛媛、高知、宮崎の10県で構成。精力的に要望、提言活動を展開している。

平井鳥取県知事は「国土強靱化を進めるためにはミッシングリンクの解消が不可欠。地方経済復興のため、持続可能な国土をつくるためにも、未事業化区間の計画段階評価などの速やかな実施と早期事業化を着実に進めていただきたい」と要請した。

丹羽道路局長は「ネットワークが出来た地域では企業が進出した、人口が減少していたのが増加に転じた等の事例をお聞きする」とした上で、「ネットワーク効果を発現させていくためにも、ミッシングリンク解消にしっかり取り組む」と応じた。

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