青森地区道路関係4団体 道路網整備へ合同要望 11月27日上北道の全線開通控え

[caption id="attachment_12926" align="alignleft" width="300"] 斉藤国交相に整備に必須な予算確保を求める小野寺青森市長[/caption]

青森市の小野寺晃彦市長が会長を務める青森県東北縦貫自動車道八戸線建設促進期成同盟会など道路関係4団体は、青森市、青森商工会議所、JR東日本、青森県雪対策協議会とともに11月16日、国土交通省を訪ねた。地元、上北自動車道の全線開通を27日に控え、継続した道路ネットワーク整備等を要請しようと合同要望を展開したもの。

小野寺青森市長とともに、木村次郎防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官、津島淳衆院議員が同席し、斉藤鉄夫国土交通大臣、丹羽克彦道路局長らと面談。小野寺青森市長は冒頭、一般国道7号「浪岡バイパス」の残区間約2・1㌔について、8月に「鶴ヶ坂地区冬期課題対策検討会」が設置され事業再開のスタートが切られたことへの謝辞を述べた。

要望では、全国で唯一、同一県内20万人以上の青森、八戸両市が高規格道路で結ばれていないなど、高速交通ネットワークの形成が立ち遅れているとして、東北縦貫道八戸線「七戸~青森間」の機能強化や津軽自動車道「柏浮田道路」の整備促進などに必要な予算、財源の確保を要望した。

斉藤大臣は「各種要望の事業がしっかりと行えるよう、予算を満額確保に向け国土交通省としても支援していく」と理解を示し、丹羽道路局長は「来年度の予算をどれほど確保できるか頑張っていきたい」と述べた。

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