2ICの名称決定 圏央道千葉区間で連絡調整会議

国土交通省とNEXCO東日本は24日、千葉国道事務所で首都圏中央連絡自動車道(大栄JCT~松尾横芝IC)連絡調整会議を開催。区間内に2カ所、新たに設けられるICの名称について「多古IC」「圏央成田IC」に決定した。

首都圏3環状道路を担う圏央道は順調に事業が進み、現状、未開通となっているのは千葉区間の大栄~松尾横芝間、神奈川区間の藤沢~釜利谷間の2区間。大栄JCT~松尾横芝間の延長18・5㌔が開通すれば成田空港や房総半島南部へのアクセスが飛躍的に向上する。

連絡調整会議では、大栄~松尾横芝間の工事の進捗状況が報告された。

これによると、用地未取得箇所、芝山トンネルの掘削、重金属の対応、機能補償道路工事(跨道橋)の入札不調などの課題の解決が図られ、2026年の開通を目指していくことを確認。また、北側工区の大栄~多古間については引き続き1年程度前倒しを目指し工事を進めていくことも確認された。

この他、沿線地域の声として、開通を見越して新たな開発計画が発表されるなど、県民や県内の経済団体等から開通に寄せる期待感が極めて高い状況も報告された。

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