ミッシングリンク解消向け 関係機関へ積極的に要望 一般国道9号「北条道路」整備促進期成会

[caption id="attachment_16371" align="alignleft" width="300"] 「早期開通を」と手嶋会長(北栄町長)[/caption]

一般国道9号「北条道路」整備促進期成会(会長=手嶋俊樹北栄町長)は7月3日、鳥取県東伯郡北栄町の大栄農村環境改善センターで2025年度総会を開催。山陰自動車道を構成する北条道路の早期整備を国等へ積極的に要請してくことを決めた。
北条道路は、はわいIC(東伯郡湯梨浜町はわい長瀬)と大栄東伯IC(東伯郡琴浦町槻下)を結ぶ延長13・5㌔の高規格幹線道路で、鳥取県内最後の山陰道整備区間として17年度に事業着手。現在、山陰道の鳥取県内区間で唯一のミッシングリンク区間となっている。

このうち、はわいIC~北条IC(仮称)間(延長約5・9㌔)については来年度に開通することが公表されたが、北条IC(仮称)~大栄東伯IC間(延長約7・6㌔)は地中から発見された障害物等により工程精査中となっている。

総会では、北条道路の早期整備と北条倉吉道路との結節点、北条JCT(仮称)の整備を促進し、地方創生を実現する高規格道路の整備に必要な予算・財源の確保を求める要望案を採択。手島会長から中国地方整備局倉吉河川国道事務所の高橋渉所長、鳥取県の吉野睦県土整備部長に要望書が手交された。

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