中央道・諏訪湖スマートIC 7月27日午後3時に開通

長野県諏訪市、岡谷市、NEXCO中日本八王子支社は4月24日、中央自動車道・諏訪湖スマートICを7月27日午後3時に開通すると発表した。

諏訪湖スマートICは、諏訪ICから約6㌔、岡谷ICから約7・8㌔地点の諏訪湖SAに併設され、ETC搭載の全車種(車長12㍍以下)が24時間利用できる一旦停止型のフルIC。当初は昨年3月の開通を予定していたが、地質の弱い場所の対策工事を追加することになり、1年半程開通が繰り下がった。

県内有数の観光地である諏訪湖までの所要時間はこれまで諏訪ICから約12分、岡谷ICから約20分だったが、諏訪湖スマートICからは約3分となる。大幅な移動時間の短縮が図られ、諏訪湖周辺の観光活性化に大きく寄与する。諏訪圏域では諏訪湖周サイクリングロードが昨年4月に全線開通し、同スマートICはその玄関口として重要な役割を担うと期待されている。

また、精密工業団地などが立地する諏訪圏域では、住宅地や混雑を回避した輸送ルートが確保され、企業活動の活性化、県内産業の発展が図られるなどの整備効果が期待できる。

諏訪湖スマートIC~諏訪IC間の通常通行料金は、普通車330円、軽自動車等290円。

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