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総会で協力を呼びかける上定会長
中海・宍道湖８の字ルート整備推進会議（会長＝上定昭仁松江市長）は５月14日、島根県松江市のホテル白鳥で、中海と宍道湖の周囲を８の字状に囲む「中海・宍道湖８の字ルート」の早期整備に向け、２０２５年度の総会を開催。あわせて早期整備への機運醸成につなげるため一般公募により決定したロゴマーク＝写真下＝の表彰式を行った。
「中海・宍道湖８の字ルート」は、山陰自動車道、米子・境港間の高規格道路、境港出雲道路を繋ぎ、島根・鳥取両県にまたがる中海、宍道湖、大山圏域を８の字で結ぶ構想。同圏域は63万人が集積する日本海側有数の都市圏であり、重要港湾境港、出雲縁結び空港、米子鬼太郎空港など交通の要衝を擁し、多くの歴史的文化的な観光資源に恵まれているが、経済活動や観光振興に資する交通インフラの脆弱性が課題となっている。
総会には、会長の上定松江市長、飯塚俊之出雲市長や伊木隆司米子市長、伊達憲太郎境港市長、鳥取・島根両県沿線自治体、経済団体、国土交通省など関係者約40人が出席。上定会長は「米子境港間の高規格道路が計画段階評価に着手することが国から示され、大変うれしく思っている。８の字ルートの整備推進に向け、本会議で議論した上で、国等に積極的にアピールしていきたい」と述べ、協力を呼びかけた。
決議は、同圏域が持つ特徴を最大限に発揮し自立的で持続可能な発展を図るためには、「中海・宍道湖８の字ルート」が必要不可欠であるとして、▽米子・境港間、境港・出雲間を結ぶ高規格道路の整備推進▽山陰道の整備、機能強化の推進▽「国土強靱化実施中期計画」早期策定と安定した予算・財源の確保▽「中海・宍道湖８の字ルート」関係事業への重点的な予算の配分を骨子とする決議を満場一致で採択。今後も引き続き、官民連携で国への要望を継続的に実施することを確認した。Warning: Use of undefined constant full - assumed 'full' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /var/www/html/wp/wp-content/themes/zenkosoku/loop-single.php on line 192
最優秀賞で表彰された砂場貴姫さん
早期整備へロゴマーク決定 米子市・砂場さんに表彰状
総会に先立ち行われたロゴマーク表彰式では、応募総数58作品の中から、最優秀賞に選ばれた作品の考案者・砂場貴姫さん（米子市）に表彰状が贈られた。
砂場さんはコンセプトについて「アクセスしやすくなる『人々の喜び』、圏域ならではの『自然の風景』をイメージし、地域全体が活性化することなどを表現したくグラデーションにした」とコメントした。Warning: Use of undefined constant full - assumed 'full' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /var/www/html/wp/wp-content/themes/zenkosoku/loop-single.php on line 192
決定したロゴマークは、整備推進のシンボルとして広報媒体や国への要望書などに使用する予定。
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