NEXCO中日本は6日、東海環状自動車道・大野神戸ICで、電気自動車(EV)の電池切れ対策のための「EV路外充電サービス社会実験」を開始した。充電のために高速道路から一般道に降りても通行料金が変わらない「EV路外充電サービス」の実施は、全国でも初の取り組み。
同実験は、脱炭素社会の実現に向けたEV普及策の一環。東海環状道・美濃関JCT~養老JCT間には急速充電できる場所がなく、走行するEV車の電池切れが懸念されていたことから、両JCT間に位置する大野神戸ICで実施する。
EV車は大野神戸ICで降り、近くの道の駅「パレットピアおおの」に設置された急速充電器で充電。60分以内で大野神戸ICから東海環状道に戻れば、一般道に降りずに通行した場合と同じ通行料金が適用される。ETC2・0対応車載器を搭載し、セットアップ証明書の燃料種類が「電気」と示されていることが条件。東海環状道に戻った後の進行方向が変わったり、別のICから戻ったりした場合には適用外となる。
道の駅「パレットピアおおの」では2台分あった充電器を、このほど4台に増設。充電器の出力も高くし、乗用車タイプであれば約30分で電池容量の約50%充電できる。
中日本では、当面実験を行い、利用状況を調べて実用化につなげたい考え。岐阜県大野町の宇佐美晃三町長は「多くの方に活用してもらい、地域活性化になれば」と期待を寄せた。


