[caption id="attachment_16440" align="alignleft" width="368"] 廣瀬技監に要望書を手交。予算確保も求めた[/caption]
出雲・江津間高規格道路建設促進期成同盟会(会長=中村中江津市長)、山陰道(出雲-江津間)早期実現推進協議会(会長=齊藤寛大田商工会議所会頭)は7月30日、国土交通省、地元選出国会議員への要望活動を実施した。山陰自動車道・出雲~江津間のミッシングリンクとなっている福光・浅利道路の早期整備を求めた。
山陰道の出雲~江津間は昨年3月に大田・静間道路、静間・仁摩道路が開通したのに続き、今年3月には出雲・湖陵道路、湖陵・多伎道路が相次いで開通。石見福光ICと浅利IC(仮称)を結ぶ福光・浅利道路が唯一の未開通区間となっている。
出雲~江津間の整備が進むことによって人流・物流の円滑化、安全性、利便性の向上など早くもストック効果が発現している。沿線自治体が取り組む企業立地による雇用確保や観光振興をより確かなものとしていくためには、一日も早い全線開通が必要不可欠であり、その実現は圏域住民の悲願となっている。
当日は期成同盟会会長の中村中江津市長、副会長の楫野弘和大田市長ら要望団は国土交通省で廣瀬昌由技監、沓掛敏夫道路局長と面談。福光・浅利道路の早期完成とともに山陰道の早期全線開通を求めたほか、国土強靱化の推進と道路関係予算の確保等も要望した。
また、地元選出国会議員として高見康裕衆議院議員、亀井亜紀子衆議院議員、藤井一博参議院議員に面談し、要望の実現を求めた。