北勢バイパス16日に開通式

国道1号北勢バイパスの市道日永八郷線~国道477号バイパス(延長4・1㌔)が16日、暫定2車線で開通した。同日、中部地方整備局北勢国道事務所と三重県、北勢バイパス建設促進期成同盟会主催の記念式典が四日市市立三重平中学校で行われ、沿線関係者ら約120人が出席。国道1号や23号を中心に発生している慢性的な渋滞の緩和に期待が寄せられた。

北勢バイパスは三重県川越町から四日市市に至る延長21・0㌔の幹線道路。今回の開通で供用延長は約6割の12・6㌔となった。

式典では、北勢バイパス建設促進期成同盟会会長の森智広四日市市長が「北勢バイパスの延伸により、多くの方の利便性と経済活動に大きく寄与することを願っている」と挨拶。続いて、中部地方整備局の佐藤寿延局長も「バイパスがつながることで圏域全体の交通が変わり、産業や観光などに大きな効果をもたらす」として、早期全線開通に力を尽くすことを述べた。

この後、北勢バイパス本線上に移動し、鋏み入れやくす玉開披、通り初めのセレモニーが行われ、待望の開通を祝った。

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