圏央道・つくば牛久~牛久阿見、阿見東~稲敷 29日に待望の4車線化

NEXCO東日本関東支社、関東地方整備局は7月31日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茨城・千葉県区間、久喜白岡JCT~大栄JCT間の一部区間が29日6時、4車線化運用すると発表した。
今回、4車線化が実現するのは、茨城県内のつくば牛久IC~牛久阿見IC間6・1㌔と、阿見東IC~稲敷IC間6・0㌔の2区間。

暫定2車線で開通した圏央道・久喜白岡JCT~大栄JCT間約92・2㌔では、4車線化事業が段階的に進められている。2023年3月には久喜白岡JCT~幸手IC間と、境古河IC~坂東IC間で4車線化での運用を開始。更に25年3月には幸手IC~五霞IC間の4・2㌔区間でも4車線化が実現した。順調にいけば、26年度までに久喜白岡JCT~大栄JCT間の全区間で順次4車線化する予定だ。

NEXCO東日本と関東地方整備局によると、4車線化された幸手IC~五霞IC間では慢性的に発生していた渋滞が解消。最高速度が時速70㌔から時速80㌔時に引き上げられたことにより、外回りで平均速度が時速30㌔以上改善された。

対面通行も解消し、事故件数も約6割減少するなど、4車線化効果が顕著に示されている。

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