茨城県つくば市とNEXCO東日本関東支社が整備を進めてきた、一般国道468号首都圏中央連絡自動車道の「つくば西スマートIC」が23日午後3時に開通する。
つくば西スマートICは、圏央道の中で2番目に長い区間である常総IC~つくば中央IC間(延長10・5㌔)に整備され、常総ICから7㌔、つくば中央ICから3・5㌔地点の本線に接続。ETC搭載の全車種が24時間利用可能、利用形態は一旦停止型。
つくば西スマートICの整備により、つくばエクスプレスの沿線開発による土地区画整理事業地から圏央道へのアクセス時間は約12分から約6分に短縮。更なる企業や商業施設の誘致が進み、雇用の創出による地域人口の更なる定着など地域活性化が期待されるほか、各ICへの10分到達圏域が約1万人増加し、つくば市西部地区などの利便性が向上する。
また、県外から筑波山周辺地域への来訪者は、主要渋滞箇所が集中する周遊ルートを回避することが可能となり、観光地へのアクセス性向上による観光振興に寄与、災害時の救援活動や緊急物資輸送の迅速化も期待される。
同スマートIC~つくば中央IC間のETC通常料金は、普通車280円、大型車350円。