圏央道・つくば西SIC開通 「インフラとして大きな一歩」

[caption id="attachment_15942" align="alignleft" width="344"] 挨拶する五十嵐つくば市長[/caption]

茨城県つくば市とNEXCO東日本関東支社が整備を進めてきた、首都圏中央連絡自動車道・つくば西スマートICが3月23日午後3時に開通した。県内の圏央道では初のスマートICで、ETC搭載の全車種が24時間利用可能。

現地で開催された開通記念式典には、五十嵐立青つくば市長や茨城県、西野一県議会議長、国土交通省の岩﨑福久関東地方整備局長、NEXCO東日本の松崎敏博関東支社長、茨木県警本部など関係者、地域住民など約100人が出席し、関係者らは地元小学生らとともに、テープカットやくす玉割で開通を祝った。続いて「交通安全祈願」の文字プレートにお神酒をなぞる安全祈願も行われた。

五十嵐つくば市長は「つくば市の西の産業用地入口と拠点、また市民生活の大きなインフラとして、今日から大きな一歩を踏み出すことができる」と挨拶。松坂関東支社長は「つくば市域から圏央道へのアクセス向上による利便性向上など、つくば市のみならず、茨城県全体の発展につながる」と期待を寄せた。

つくば西スマートICは、圏央道の中で2番目に長い区間とされていた常総IC~つくば中央IC間(延長10・5㌔)の常総ICから約7㌔、つくば中央ICから約4㌔地点に位置。今回の開通で、つくばエクスプレスの沿線開発による土地区画整理事業地から圏央道へのアクセス時間は約12分から約6分に短縮する。

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