政府は2日の閣議で、能登半島地震の被災地支援などのため、2025年度予備費から約529億円を追加支出することを決めた。
国土交通省関係の予備費使用額は120億円となった。このうち、能登半島地震と2024年9月の豪雨災害に107億円が計上され、道路災害復旧として能越自動車道に5億円、のと里山海道に27億円、一般国道249号に19億円を充当。本年8月6日からの大雨災害に対しては12億円を充てる。
このほか、記録的豪雨で災害救助法が適用された九州地方などでは、家屋の応急修理や道路、農地の復旧に約24億円を支出する。