[caption id="attachment_16097" align="alignleft" width="300"] 塩田鹿児島県知事は「整備促進に全力で取り組む」と挨拶[/caption]
南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=塩田康一鹿児島県知事)は16日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルで、2025年度総会を開催した。
会長の塩田鹿児島県知事をはじめ、副会長の椎木伸一出水市長、熊本県髙岡利治水俣市長、来賓として国土交通省の森田康夫九州地方整備局長、NEXCO西日本の加治英希九州支社長ら関係者25人が出席した。
冒頭、塩田鹿児島県知事は、産業振興や地域経済の活性化、災害時に迅速かつ円滑な応急・復旧活動等の維持・拡大を図るためには長期的で安定的な道路関係予算の確保、当該予算の本自動車道への重点的な配分による早期の全線供用が重要とし、「整備促進に向け、今後も一致団結して全力で取り組む」と語気を強めた。
続いて阿久根川内道路や芦北出水道路、鹿児島道路4車線化について、それぞれの整備を所管する事務所長らによる事業概要説明が行われた後、24年度事業及び収支決算報告、25年度事業計画及び収支予算について審議され、満場一致で承認された。
今年度も南九州西回り自動車道の重要性をアピールするとともに、ミッシングリンクを早期に解消し、国道3号とのダブルネットワークを構築するよう、道路関係予算総額の増額と本自動車道への予算の重点配分を国に対し、積極的に要望していくこと等を決めた。