早期全線完成へ 整備促進を訴え 中部日本横断道大会 国へ要望活動も

[caption id="attachment_16988" align="alignleft" width="366"] 中部横断道の全通に向け取り組む」と長崎山梨県知事[/caption]

中部日本横断自動車道促進大会が12月18日、東京・平河町の都道府県会館で行われた。新潟、長野、山梨、静岡の4県など沿線関係者約150人参加のもと、中部横断自動車道で未事業化区間の(仮称)長坂JCT~八千穂高原IC間の早期事業化等を訴えた。

大会を主催した中部日本横断自動車道建設促進期成同盟会(会長=長崎幸太郎山梨県知事)は新東名の清水連絡路、中部横断道、上信越道で構成される高規格道路、中部日本横断自動車道の整備促進を目指し、積極的に要望活動等を展開。中部日本横断道は太平洋側と日本海側を直結する〝命の道〟として沿線住民の期待も大きく、特に中部横断道の早期完成は地域の悲願となっている。

大会では冒頭、会長の長崎山梨県知事が「活動の成果として、中部横断道において2021年に静岡~山梨間が全線開通し、沿線では企業の新規立地や観光客の増加など開通効果が顕著に現れている。上信越道では信濃町IC~上越JCT間の4車線化が完成し、冬期走行においても安心して利用できる環境が整った」と挨拶した。

更に「中部横断道の全通が大きな課題」とした長﨑山梨県知事は「ミッシングリンクになっている(仮称)長坂JCT~八千穂高原IC間において先般、国から環境影響評価準備書案の送付をいただき、事業化に向け大きく前進した。山梨、長野両県では引き続き沿線自治体と連携し、都市計画や環境影響評価の手続きを進めていく」と述べた。

意見発表では沿線の各種団体を代表して「北杜女性みちの会」の小宮山ひろみ会長、「みなみまき女性みちの会」の佐藤喜美子副会長等が登壇。「道は繋がってこそと言うが、残された区間の私たちは身をもって痛感している」(佐藤副会長)など、中部横断道の全通を心待ちにする声が寄せられた。

続いて栁田清二佐久市長が①中部日本横断道の全線早期完成②(仮称)長坂JCT~八千穂高原IC間の事業化促進➂白根IC~双葉JCT間の4車線化④新清水JCT~富沢IC間の両河内スマートIC(仮称)の整備推進--を骨子とした大会決議案を朗読し、満場一致で採択された。

大会後、長崎山梨県知事ら要望団は国土交通省を訪れ、加藤竜祥政務官、水嶋智事務次官と面談。大会決議をもとにまとめられた要望書を手交し、決議の実現を求めた。加藤政務官は「中部横断道は重要な道路。一日も早く事業化できるよう進めていく」と応じ、早期整備に決意を示した。

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