国土交通省は6月20日、2025年度「道路ふれあい月間」推進標語の入選作品を発表し、今年度の代表標語を「脈々と 輝く生命(いのち)を 繋ぐ道」に決定した。
国土交通省は毎年8月、道路の愛護活動や正しい利用の啓発等の各種活動を推進する「道路ふれあい月間」の一環として、推進標語を広く一般から募集。全国から応募のあった1328作品の中から、推進標語審査懇談会の委員3人の選考を経て、小学生の部、中学生の部、一般の部ごとに最優秀賞1作品、優秀賞2作品を決定した。
最優秀賞は次の通り。
▽小学生の部「脈々と輝く生命(いのち)を 繋ぐ道」=縄乃々香さん(北海道札幌市立資生館小学校)▽中学生の部「この道に 人あり街あり 歴史あり」=高岩恭子さん(福岡県西南女学院中学校)▽一般の部「繋いでく あなたと歩く 道だから」=宮本修吾さん(神奈川県立厚木高等学校)。
川柳作家のやすみりえ委員は、選出した代表標語について「なんとも堂々とした風格がある。しっかりとした漢字表記を用いて完成され、言葉に力を感じる」等と講評した。
同省は、入選作品の標語について、25年度「道路ふれあい月間」の推進のため、幅広く活用する予定としている。