宮崎県と国富町、NEXCO西日本九州支社はこのほど、東九州自動車道・西都IC~宮崎西IC間に整備を進めていた「国富スマートIC」を、10月6日午後3時に開通すると発表した。
同区間の延長は16・8㌔だったが、国富スマートICの開通により、西都IC~同スマートIC間が11・6㌔、同スマートIC~宮崎西IC間が5・2㌔になり、高速道路への利便性が向上する。
国富スマートICは、15年10月に工事着手、総事業費は約36・2億円。ETC搭載の全車種が24時間、全方向利用可能。
今回の開通により、国富町や宮崎市北西部周辺から高速道路ICへのアクセス性向上で、高速道路IC10分圏域人口が1・9万人増加、国富町では人口の約7割が10分圏域になることなどから、通勤・通学などの日常生活において高速道路利用者の利便性が向上する。
また、国富町・綾町に立地している企業から高速ICまでの所用時間が約10分短縮するなど、大規模企業を中心に立地企業の規模拡大、さらには新たな企業の誘致促進が期待されるほか、同スマートICを利用することで観光施設等への交通の利便性や周遊性の向上が期待される。