東九州道都農~高鍋12.9㌔、12月22日開通川南PAに全国初の防災コンテナハウス2012年12月22日
東九州自動車道・都農IC(宮崎県児湯郡都農町大字川北)~高鍋IC(同高鍋町大字上江)延長12.9㌔が22日午後3時に開通した。開通区間には川南PAが新たに上下集約型として新設。南海トラフ巨大地震など大規模災害発生時に避難拠点となる「防災用コンテナハウス」が全国のSA・PAで初めて設けられた。宮崎県とNEXCO西日本で締結した「包括的相互協力協定」及び「大規模災害発生時における相互協力に関する協定」に基づく取り組みで、平常時は、地域の特産品の直売所や自販機コーナーとして利用される。
記念式典は開通に先駆け、都農町と川南町で開かれた。都農町の会場では河野俊嗣宮崎県知事が関係者約350人を前に「今後30年間に県内で震度6弱以上の地震が発生する確率も45.5%とされる。基幹道路の整備で危機管理能力も高まる」と新たな“命の道”への期待を語った。
今回の開通区間は平成14年9月に着工。総事業費は約281億円。当初平成25年3月だった開通を3カ月前倒ししたことから、これを記念し、最大半額を割り引く「早期開通割引」が来年3月31日まで適用される。都農~高鍋間の通常料金は普通車で500円、大型車で700円。早期開通割引期間中は普通車で250円、大型車で350円となる。
京奈和自動車道大和御所道路(橿原高田IC~御所IC間3.7km)の開通半年後の整備効果・他/国土交通省2012年12月20日
周辺道路の交通混雑が緩和!京奈和自動車道大和御所道路(橿原高田IC~御所IC間3.7km)の開通半年後の整備効果[国土交通省]
京奈和自動車道紀北東道路(高野口IC~紀北かつらぎIC)開通6ヶ月後の整備効果 [国土交通省]
~開通後の交通状況をお知らせします(速報)~ 四国横断自動車道(中土佐IC~四万十町中央IC)≪平日11,200台/日、休日15,000台/日が利用≫[国土交通省]
仙台東部道路「仙台港IC」が開通して(東北支社)/NEXCO東日本2012年12月19日
国道10号延岡道路全線開通/国土交通省2012年12月19日
東九州自動車道「須美江IC~北川IC」開通/国土交通省2012年12月19日
東名阪四日市東~鈴鹿間の2車線一部区間暫定3車線で運用開始2012年12月19日
NEXCO中日本名古屋支社は19日、東名阪自動車道・四日市東IC~鈴鹿IC間の渋滞対策として2車線の一部区間を、暫定的に3車線で運用を開始したと発表した。
13日午前2時35分から四日市IC~四日市東IC間(上)約3㌔で、19日午前5時17分から四日市東IC~鈴鹿IC間(下)約5㌔で暫定的に運用を開始。
1日に約10万台の交通量がある同区間は、朝夕の渋滞に加え、混雑期に激しい渋滞が発生している。それを受け、四日市東IC~鈴鹿ICと並行する新名神高速道路(四日市JCT~亀山西JCT間)が開通するまでの対策として、現在の道路幅を広げず、車線幅や路肩幅を狭めて、片側2車線を暫定的に3車線に運用を開始した。
これにより、四日市IC付近の渋滞がほぼ解消すると想定。渋滞中の事故も大幅に減少し、定時性・安全性の向上が図られる。なお、四日市JCT~亀山JCT間の渋滞量は、3車線運用開始前に比べ、上下線とも5割程度減少すると想定している。
【運用開始前(写真上)】・【運用開始後(写真下)】
東九州道(須美江~延岡)開通について /国土交通省2012年12月12日
四国横断道・中土佐~四万十町中央間約15㌔9日に待望の開通2012年12月09日
四国横断自動車道・中土佐IC(高知県高岡郡中土佐町)~四万十町中央IC(同四万十町)間(延長14.8㌔・暫定2車線)が12月9日(日)午後3時に待望の開通を迎え、四万十町中央IC付近の本線上で開通セレモニーが行われた。
高知県の尾﨑正直知事や国土交通省四国地方整備局の川﨑正彦局長、国会議員、沿線首長や関係者ら約300人が参加。テープカットやくす玉割りが行われ、関係車両24台が久礼坂トンネルまで往復する通り初めが行われ、延伸を祝った。尾﨑知事は「久礼坂を越える延伸は土佐国始まって以来の快挙。利便性・防災面で『命の道』としての役割が期待される」と述べた。
同区間の完成で、国道56号の交通難所として、住民やドライバーを悩ませてきた久礼坂の急カーブ・急勾配を回避でき、安全性が大幅にアップする。午後3時に一般通行が始まると、待ちわびた利用者の車が両ICから続々と流れ込み、「今まで久礼坂であんなに苦労したのに“一瞬で”着いた感じ」など、喜びと驚きの声があがった。
また、区間内でひときわ目をひく国道56号・久礼坂の深い谷間を渡す四国一の高い橋脚を有する「大坂谷川橋」(高さ74㍍)は、橋脚内に鋼管を埋める工法を四国で初めて採用し、阪神大震災級の震度7に耐えられる強度だという。
東九州道須美江~高鍋18.4㌔12月5日開通2012年12月05日
国土交通省延岡河川国道事務所(春田義信所長)が事業を進めている東九州自動車道・須美江IC~延岡JCT・IC間(延長約18.4㌔)が15日午後3時に開通し、待ちわびていた車両が両ICからいっせいに流れ込んだ。
開通に先立ち、9日、開通記念フリーウォーキングイベントが行われ、出発地点の北川IC(延岡市北川町)には、開通への期待に胸を膨らませた市民約3千人が集まった。開会式で首藤正治延岡市長は、「待ちに待った15日の開通。県北の夜明けを象徴する開通。これからの発展につながるよう念願している」と挨拶。
この後、ファンファーレが鳴り響く中、参加者らは須美江IC方面と、延岡JCT・IC方面の2方向に分かれ、ウォーキングに出発。往復5㌔のコースと10㌔のコースのどちらかを選び、真新しい高速道路からの眺めを満喫しながら散策した。北川ICに設けられた会場のステージでは、太鼓の演奏やチアリーディング、餅まきなどが行われた。また、市内外から約40店舗が並んだ「物産展」では、地場産品が販売され、訪れた人達は買い物を楽しんでいた。
なお、同事務所担当者によると、開通式典は延期、日程等は後日発表するとのこと。
須美江~北川は新直轄、北川~延岡は直轄方式で整備され、通行料は無料。
仙台東部道路・仙台港ICが1日に開通~物流効率の向上・港の機能強化にも貢献2012年12月01日
国土交通省東北地方整備局と、NEXCO東日本東北支社が共同で事業を進めてきた仙台東部道路(総延長24.8㌔)・仙台港ICが1日午後3時に開通し、同IC(宮城県仙台市宮城野区福室)で開通式典が行われた。
式典には、村井嘉浩宮城県知事、若井康彦国土交通大臣政務官、奥山恵美子仙台市長や沿線関係者ら約100人が出席。村井知事は「仙台港にとって重要なIC。東日本大震災復興と広域物流、防災拠点としての機能強化が期待できる」と挨拶。参加者らによるテープカット・くす玉開破の後、自動車関連工場の完成車を運ぶ全長21㍍のフルトレーラー(8台積み)やウィングトレーラー等が乗り入れ、仙台港北ICまでパレードをし、開通を祝った。
仙台港ICは、仙台東部道路・仙台東IC~仙台港北IC間(延長5.2㌔)の仙台東ICから仙台港北IC方面へ3.5㌔の地点に位置。平成20年に着工し、事業費は70億円。
仙台塩釜港に直結した同ICの開通で、国道45号の交通渋滞を避けて港に到着でき、物流効率の向上や、港の機能強化にも大きく貢献することが期待できる。
なお、仙台宮城ICまでの通常通行料金は、普通車1200円、大型車1800円。なお、ETC時間帯割引の適用条件等の詳細は、NEXCO東日本HPドラぷらへ。
東九州道(須美江~延岡)開通式典の延期について/国土交通省2012年11月27日
東北横断道釜石秋田線宮守~東和間約24㌔11月25日に開通2012年11月25日
東北横断自動車道釜石秋田線・宮守IC~東和IC間(延長24㌔)が11月25日午後3時、復興道路・復興支援道路として初めて開通し、同日午前、岩手県花巻市「道の駅とうわ」と、東和IC付近の本線上で、開通式典が開催された。
達増拓也岩手県知事、平野達男復興相、沿線の花巻、奥州、遠野各市長ら約200人が参加。東和IC付近の本線上で、参加者らは、テープカットやくす玉割りを行った後、開通区間をパレードし開通を祝った。午後3時の一般開放時には、待ちわびた住民らの車が列をつくった。
なお、国土交通省岩手河川国道事務所は6日、開通直後の11月28日に、同道・宮守IC~江刺田瀬IC間、国道107号、国道283号の3カ所で行った交通状況を発表。開通前10月16日の交通量と比較すると、国道107号、283号の交通が東北横断道へ約4割転換する効果があった。
被災地の復興を支える物流ルートとして、多くの企業が利用。物流業者からは「急カーブ・急勾配の国道を回避し、冬場のスリップ事故を避けられるなど、横断道の整備効果は大きい」等という声があった。
東北横断道釜石秋田線・宮守~東和間4か月前倒し25日に開通2012年11月25日
国土交通省岩手河川国道事務所(髙橋公浩所長)が事業を進めてきた東北横断自動車道釜石秋田線・宮守IC(岩手県遠野市宮守町)~東和IC(同県花巻市東和町)間(延長約24㌔)が、当初予定より4カ月早い11月25日午後3時から開通する。当日午前11時から、道の駅「とうわ」(岩手県花巻市東和町安俵地内)で、開通式典を開催。同区間は、復興道路・復興支援道路で初めての開通となる。
今開通区間は、国と県が負担する新直轄方式で平成17年に着工し、総事業費は約542億円、通行料金は無料となる。
なお、同自動車道釜石秋田線・遠野IC~宮守IC間(延長9㌔)は、平成27年度供用予定。遠野住田IC~遠野IC間(延長約11㌔)と、釜石IC~釜石西IC間(延長約6㌔)は、平成23年度に事業化、供用年度は未定。
紀勢自動車道 古里第1トンネルの貫通式典開催/国土交通省2012年11月22日
仙台東部道路 仙台港 ICが12月1日に開通します ~仙台塩釜港に直結し、アクセスが向上します~/国土交通省2012年11月20日
東九州道・須美江~延岡JCT・IC間12月15日午後3時開通2012年11月20日
国土交通省延岡河川国道事務所(春田義信所長)が12月15日に開通すると発表していた東九州自動車道・須美江IC~延岡JCT・IC間(延長約18.4㌔・暫定2車線)の開通時刻が午後3時に決定。同日午前9時から、延岡JCT・IC本線上(宮崎県延岡市天下町)で開通式典が開かれることも決定した。
東九州道の一部を形成し、九州東部の広域的な連携、物流の効率化、地域の発展等を支援、国道10号、388号の代替路線機能等の効果が期待される。
四国横断道・中土佐~四万十町中央12月9日に開通2012年11月20日
国土交通省中村河川国道事務所(岡村環所長)と土佐国道事務所(三保木悦幸所長)が整備を進めている四国横断自動車道・中土佐IC(高知県高岡郡中土佐町)~四万十町中央IC(同四万十町)間(延長14.8㌔・暫定2車線)が12月9日(日)に開通する。開通時間、式典等の詳細は後日発表。
同区間は、新直轄方式で平成16年に工事着手、総事業費は、昨年3月に供用した須崎西IC~中土佐IC間(延長7㌔)と合わせ、約945億円。
今回の開通により、四国8の字ネットワーク(計画予定延長約810㌔)の整備率は、66%から68%に向上し、災害に強い緊急輸送道路が確保できる。
また、所要時間が9分短縮され、高知県西南地域へのアクセスが向上、国道56号の交通難所である「久礼坂」の急カーブ・急勾配区間を回避し、安全性が向上する。
仙台東部道路 仙台港(せんだいこう)ICが12月1日に開通します(東北支社)/NEXCO東日本2012年11月19日
東九州道( 須美江~ 延岡) 開通について~ 開通時刻及び開通式典のお知らせ~/国土交通省2012年11月12日
道央道・森~大沼公園間10日に開通式典を挙行2012年11月10日
NEXCO東日本北海道支社が建設を進めていた道央自動車道・森IC~大沼公園IC間(延長9.7㌔)が10日午後3時に開通し、同日午前、森町のグリーンピア大沼で、開通式典が行われた。
式典には、国や県、梶谷惠造森町長やNEXCO東日本の廣瀬博代表取締役社長など177人が出席。梶谷町長は「地場産品への経済効果や物流の高速化に期待が集まる。救急救命時の時間短縮、災害時での活用と暮らしを守るうえでも大変喜ばしい」と述べた。
大沼公園IC付近の高速道路本線上に移動し、地元の駒ケ岳小学校の生徒10人も加わり、テープカットやくす玉割りを行った後、正午過ぎから車両約110台が開通区間をパレードした。
同開通区間は、平成12年に着工し、建設費は約190億円。片側1車線(一部2車線)の対面通行で、全国初の「ワイヤロープ式防護柵」を設置。中央分離帯の支柱やロープの取り外しが可能で、事故や災害の際、作業が効率的になるという。
この開通で、札幌~函館間の所要時間は5分短縮され、約4時間20分となり、道南観光の玄関口として地域の活性化が期待される。
札幌南IC~大沼公園IC間の普通車の通常料金は、5850円。ETCの休日特別割引は、2950円。
~「命の道」が延伸します~四国横断自動車道(中土佐IC~四万十町中央IC)《平成24年12月9日(日)開通》/国土交通省2012年11月09日
~「命の道」が延伸します~四国横断自動車道(中土佐IC~四万十町中央IC)《平成24年12月9日(日)開通》[国土交通省]
東北横断自動車道釜石秋田線の宮守~東和間が平成24年11月25日(日)に開通/国土交通省2012年11月06日
日本海沿岸東北自動車道 金浦~仁賀保間開通を追加/国土交通省2012年11月01日
東九州自動車道(都農IC~高鍋IC)が平成24年12月22日に開通/NEXCO西日本2012年11月01日
東九州道(須美江~延岡)開通のお知らせ/国土交通省2012年10月26日
11月24日(土)15時00分北近畿豊岡自動車道和田山八鹿道路(八鹿氷ノ山IC~和田山JCT・IC13.7km)が開通/国土交通省2012年10月24日
11月24日(土)15時00分北近畿豊岡自動車道和田山八鹿道路(八鹿氷ノ山IC~和田山JCT・IC13.7km)が開通します。[国土交通省]
道央自動車道の開通時刻のお知らせ/NEXCO東日本2012年10月03日
東海環状自動車道大垣西IC~養老JCT間(約6㌔)が9/15に開通2012年09月15日
国土交通省とNEXCO中日本によって整備が進められてきた東海環状自動車道西回り区間の大垣西IC~養老JCT間約6㌔が9月15日に開通した。同区間は暫定2車線の全線高架構造となっており、大垣西ICは国道21号に、養老JCTは名神高速道路に接続する。西回り区間は平成32年度内の全線開通を目指して整備が進められており、同区間における開通は今回が初めて。地元悲願の西回り区間の全線開通に向け大きな一歩となった同区間の開通式典には、沿線関係者ら約200人が駆けつけ、現地は祝福ムード一色に包まれた。
大垣市長松町のサンワーク大垣で行われた開通式典では、古田肇岐阜県知事が「西回り区間の一部だが、大変意義のある6㌔。北へ南へつながる大きな一歩になり、“ぎふ清流国体”のアクセス道路として直ちに機能する。早期全線開通へとつなげていきたい」と力強く挨拶。また、開式の辞を述べた小川敏大垣市長は「市域にインターチェンジが誕生するのは名神・大垣IC以来50年ぶり。東海環状自動車道の一刻も早い全線開通を念願する」と述べた。
一方、事業者側では、梅山和成中部地方整備局長が「高規格幹線道路の整備により、中部の主要都市間に残されたミッシングリンクの解消、幹線道路との接続による地元経済や産業の一層の発展、更には南海トラフを震源とする巨大地震等の災害時の救援復興に備えた地域防災力の向上を図っていかなければならない」と挨拶。NEXCO中日本の金子剛一社長は「西回り区間の第一歩が記された。観光や物流の発展とともに、将来の全線開通によりわが国の産業を支える高速道路ネットワークの効果が更に高まるものと確信する」と謝辞を述べた。
式典後、大垣西ICの本線上で関係者に地元園児らが加わってテープカットと、白バイとパトカーの先導のもと同区間往復約12㌔のパレードが行われた。
東海環状自動車道西回り区間は、関広見ICから四日市北JCTに至る約77㌔。今回開通した大垣西IC~養老JCT間は平成19年12月に着工し、中部地方整備局岐阜国道事務所が用地取得、本体工事を進めてきた。昨年6月には西回り区間の「一般国道事業と有料道路事業による事業方式」が決定し、NEXCO中日本が舗装、施設工事と合わせ、名神高速道路に接続する養老JCTを施工してきた。
東海環状自動車道開通大垣西IC~養老JCT開通について/国土交通省2012年09月13日
有明海沿岸道路大和南IC~徳益IC間9日に開通2012年09月09日
国土交通省福岡国道事務所(富山英範所長)が整備を進めている有明海沿岸道路のうち柳川市内の大和南IC~徳益IC間(延長3・2㌔)が9日に開通した。
同道路は福岡県大牟田市と佐賀県鹿島市を結ぶ総延長55㌔の地域高規格道路。今回の開通で福岡県内27・5㌔のうち19・3㌔が完成した。
開通式典は、同日、柳川市立大和公民館で開催され、小川洋福岡県知事や地元自治体首長、工事関係者のほか同道路建設促進福岡県期成会顧問を務める古賀誠衆議院議員などが参加した。挨拶の中では、開通祝いの言葉とともに、同道路を利用して地域活性化をすすめたいとする地元の意気込みも感じられた。
今回開通の徳益ICは、九州縦貫自動車道のみやま柳川ICと国道443号バイパスで接続しており、久留米市にある第三次救急医療施設へのアクセス向上など、地域の安全・安心の確保や物流の効率化、観光圏の拡大が期待される。
東海環状自動車道(大垣西IC~養老JCT)の開通式典を開催/国土交通省2012年08月31日
有明海沿岸道路大和南IC~徳益IC間の開通日時のお知らせ/国土交通省2012年08月30日
大和御所道路(御所区間)で最初に巨勢山トンネルが貫通/国土交通省2012年08月27日
道央自動車道・大沼公園IC~森IC間(延長9.7㌔)11月10日開通2012年08月10日
道央自動車道が函館方面に更に延伸――。NEXCO東日本は7月26日、同社が整備を進める道央道・大沼公園IC~森IC間(延長9・7㌔)が11月10日に開通すると発表した。一部区間内(約1・6㌔)にはワイヤーロープ式防護柵を試行導入。暫定2車線の対面通行での事故低減効果を目指すほか、年間約20万㌧も廃棄物として処分されるホタテ貝殻を活用したアスファルト混合物を使用するなど、現場の創意工夫が各所で取り入れられた。
今回、開通する区間は、一般国道5号とJR函館本線と並行し、駒ケ岳を東に望む高速道路で、比較的平坦な丘陵地を通過。平成13年より用地取得を進め、19年度に着工し、今年4月が仕上げとなる舗装工事が進められている。
大沼公園~森間の開通で、道南方面へ高速道路が更に延伸されることから、道央圏と道南圏の利便性が向上する。定時性・安全性が確保され、札幌市から函館市の旅行時間が一般道路利用に比べ約80分短縮。観光行動圏の拡大や地域の活性化、交流の促進が期待される。
また、一般国道5号ではこれまで集中豪雨や東日本大震災時の津波の影響による通行止めが発生し、大きな迂回を余儀なくされることがあった。今回の開通を含め高速道路ネットワークが整備されることで、災害時のリダンダンシーが確保され、物流や緊急輸送路としての機能強化が図られる。
道央道は平成21年に落部IC~八雲IC間、23年度に森IC~落部IC間が順次開通。大沼公園IC~森IC間の開通で、NEXCO東日本の施工区間の整備は完了する。未開通となっている函館新道方面の区間、大沼公園IC~七飯IC間10㌔は、新直轄として北海道開発局函館開発建設部が事業を担当。途中、7㌔の長大トンネルが計画されていることなどから、開通のめどは立っていない。
舞鶴若狭自動車道「野坂岳トンネル(仮称)」が貫通/NEXCO中日本2012年08月07日
道央道(大沼公園~森)の開通について/NEXCO東日本2012年07月26日
東海環状道・大垣西IC~養老JCT間9月15日(土)開通2012年07月25日
国土交通省とNEXCO中日本が建設を進めている東海環状自動車道の国道21号と接続する大垣西IC(岐阜県大垣市桧町)~名神高速道路と接続する養老JCT(同県養老郡養老町)間(延長6㌔・暫定2車線)が、9月15日(土)午後3時に開通する。なお、開通式典の詳細は後日発表。
東海環状道(全長152.5㌔)が結ぶ中京圏は、拠点都市が分散している地域であるとともに、鉄道網の整備密度が低いため、自動車への依存度が東京圏と比較して高い。また、製造業が盛んな地域で、県境を越えた様々な産業連携プロジェクトが進められており、同道は沿線地域の自動車による交通アクセスや産業連携サポートに必要不可欠。
今開通により、周辺で整備・計画が進められている工業団地の神戸西工業団地等へのアクセスがスムーズになり、地域活性化が期待される。
また、東海環状道西回りの整備により、岐阜県・三重県で唯一の高度救命救急センターへの早期搬送や、今後発生が危惧される大規模地震時の緊急輸送路としての機能を発揮する効果が期待される。通常通行料金は、大垣西IC~郡上八幡間、普通車2400円、軽自動車2000円。ETC割引の適用も可能。
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NEXCO中日本は、同区間の開通を記念し、9月15日午後3時~11月30日まで、「大垣西IC開通記念マイレージキャンペーン」を実施する。あらかじめETCマイレージサービスに登録し、対象期間内に大垣西IC出口をETC無線走行で通過した後、同社キャンペーンサイトから応募すると、抽選で500人にETCマイレージサービスポイント200ポイント(通行料金最大1600円相当)が当たる。
また、NEXCO中日本が現在実施している、岐阜県内の高速道路が定額で乗り放題になる割引商品「速旅清流の国『ぎふ』ドライブプラン」で、同区間開通後、大垣西ICも対象エリアに追加する。
福岡都市高速環状線西区福重延長0.9㌔が7/21午後3時完成2012年07月21日
九州自動車道や西九州自動車道と連携し、福岡県を牽引する福岡都市高速道路環状線(全長35㌔)のうち、唯一未ミッシングリンクとなっていた福岡市西区福重の延長0.9㌔が完成し、7月21日午後3時に開通。首都高速道路に次いで2番目となる都市高速道路の双方向環状線が計画から40年を経て全通した。
午前10時から博多区の福岡国際会議場で開かれた式典には約120人が参加。建設にあたった福岡北九州高速道路公社の渡口潔理事長は「100年、200年かかると言われていた幻の道路が完成した」、福岡県の山崎建典副知事は「都市高速は福岡県を牽引するエンジン。さらに多くの人に利用してもらえると期待する」と挨拶した。
福岡都市高速は昭和46年、都心部の渋滞緩和を目的に建設がスタート。総事業費は8680億円。環状線の全通で総延長は56.8㌔となった。通行料金は普通車が600円、大型車1200円。
同公社によると、環状化により、昨年度1日あたり約16万4千台だった都市高速の利用車両が、約千台増える見通し。
新東名 愛知県内で最大級の橋梁「青木川橋(仮称)」がつながります/NEXCO中日本2012年07月13日
東海環状自動車道が名神高速道路と接続 -大垣西IC~養老JCTが9月15日に開通-/国土交通省2012年07月12日
中国横断自動車道尾道松江線の全てのトンネルが貫通します。~尾道松江線「杉戸トンネル(仮称)」で最後の貫通~/国土交通省2012年06月09日
中国横断自動車道尾道松江線の全てのトンネルが貫通します。~尾道松江線「杉戸トンネル(仮称)」で最後の貫通~[国土交通省]
新東名 愛知県内で最長の「鳳来トンネル(仮称)」が貫通/NEXCO中日本2012年06月04日
新東名 愛知県内で最長の「鳳来トンネル(仮称)」が貫通しました ~2014年度内開通に向け一歩前進~[NEXCO中日本]
圏央道茅ヶ崎JCT~高尾山間IC名称を正式決定。「さがみ縦貫道路」26年度に全通へ2012年05月15日
国土交通省関東地方整備局とNEXCO中日本東京支社は15日、首都圏中央連絡自動車道・茅ヶ崎JCT~高尾山(延長36.2㌔)のインターチェンジ名称を正式決定した。
決定した名称は、南側から順に茅ヶ崎JCT(西久保JCT)、寒川南IC、寒川北IC、海老名南JCT、圏央厚木IC、厚木PA、相模原愛川IC(相模原IC)、相模原IC(城山IC)。()のない名称については仮称がそのまま正式決定となった。
このうち、今年度開通予定となっているのは茅ヶ崎JCT~寒川北(延長5.1㌔)、海老名~相模原愛川の2区間。平成25年度には相模原愛川~高尾山が、26年度には寒川北~海老名JCTが開通し、神奈川県区間の圏央道を指す「さがみ縦貫道路」は全通を果たす。
茅ヶ崎JCTから八王子JCTまでの開通により、圏央道によって東名高速と中央道、新湘南バイパスが連絡されることになり、既に開通している中央道と関越道との区間と相まって、より広域的な利便性の向上が期待される。
今開通発表により、今年度に開通する高規格幹線道路の延長は467㌔となる見込み。
4月22日京奈和道紀北東道路・高野口~紀北かつらぎ間開通式典2012年04月22日
京奈和自動車道紀北東道路(延長16.9㌔)のうち、高野口IC~紀北かつらぎIC間(延長4㌔)が開通した22日、紀北かつらぎIC付近で開通式典が行われ、午後3時に供用が開始された。
あいにくの雨の中、式典には、仁坂吉伸和歌山県知事や国土交通省、地元選出国会議員、関係市町長、地元住民ら約200人が出席。
仁坂知事は「2015年秋のわかやま国体までに京奈和道の県内全線を開通させてほしい」と挨拶。関係者らは、くす玉割りやテープカット、車両約40台で通り初めパレードをし、開通を祝った。
京奈和自動車道は、和歌山・京都・奈良を結ぶ約120㌔の高規格幹線道路で、関西大環状道路の一部を構成している。
開通区間は、暫定2車線、通行料無料。並行する国道24号の混雑の緩和や交通事故の減少、所要時間短縮による通勤や物流などの利便性向上、観光の活性化、災害時に強い代替路の確保による安全・安心の向上などの効果が期待される。
同道路の残る紀北かつらぎIC~打田IC間(延長12.9㌔)は平成25年度供用予定、紀北西道路・打田IC~和歌山JCT間(延長12.2㌔)は、平成27年度供用予定となっている。
紀勢自動車道「紀勢荷坂トンネル」が貫通/NEXCO中日本2012年04月20日
4月14日新東名御殿場JCT~三ヶ日JCT間が開通!~史上最長162㎞の供用~2012年04月14日
新東名高速道路の静岡県区間、御殿場JCT~三ヶ日JCT間161・9㌔が14日、待望の開通を迎えた。約162㌔という供用延長は、日本の高速道路史上、最長の距離。正に歴史的快挙となった当日の式典には、前田武志国交相、細野豪志環境相など多数の来賓が駆けつけ、新たの日本の未来を切り拓く新東名の開通を祝った。首都圏と関西圏を繋ぐ高速道路のダブルネットワーク化の実現、更には地域の安全・安心を守る新たな国土軸の完成に、沿線地域では歓迎ムード一色に包まれた。
静岡県富士市の新富士IC内で行われた開通式典には、あいにくの雨模様にもかかわらず約840人が出席。施行命令から18年余。途中、道路公団民営化など紆余曲折を経ながら、予定より1年前倒しして開通したことの喜びを、全員で分かち合った。
開通式典を主催したNEXCO中日本の金子剛一会長兼社長は冒頭、貴重な用地を提供された地権者ら関係者に謝辞を述べ、挨拶。「安全・安心で快適に利用できる質の高い高速道路を提供していく」として、残る愛知県区間、神奈川県区間の事業を促進し、早期全線完成を目指す決意を語った。
来賓として、前田武志国土交通大臣をはじめ、細野豪志環境大臣、津川祥吾国土交通大臣政務官、牧野聖修経済産業副大臣のほか、塩谷立衆院議員(自民党総務会長)、望月義夫衆院議員などが党派を超え出席。歴史的式典を見守った。
来賓挨拶に立った前田国交相は「内陸部を通る新東名は命の道。東海ベルト地帯の新しい〝くしの歯〟の幹の部分を担う」と語り、東名とのダブルネットワーク化が果たす役割の大きさを強調した。
続いて、地元を代表して川勝平太静岡県知事が登壇し「新東名は最先端技術の粋を結集したハイ・クオリティ・ウェイ。開通を契機に、物流や居住空間などの変化による内陸フロンティアが到来する。県土ふじの国の新しい国土軸を活かし、地域の魅力づくりに全力を尽くす」と熱く語った。
植田徹静岡県議会議長の音頭で万歳三唱後、新富士ICの本線上に移動。地元小学校の児童も交え、金子会長兼社長、前田国交相、細野環境相らがテープカットし、くす玉開披が行われた。
御殿場~三ヶ日間は、平成元年の第28回国幹審で基本計画が策定され、関係行政で環境影響評価と都市計画が決定された。その後、整備計画が決定され、旧日本道路公団が国交相から施行命令を受け、建設事業を推進。17年の民営化後、NEXCO中日本が事業を担当。鋭意工事を進め、地元からの強い要望等もあり、計画より1年前倒しの開通を実現させた。
新東名の残る区間のうち浜松いなさJCT~豊田東JCT間は26年度、32年度内には伊勢原北IC~御殿場JCT間が開通予定。全線完成に向け、工事は急ピッチで進む。
本日15時に新東名高速道路(御殿場JCT~三ヶ日JCT)が開通!/NEXCO中日本2012年04月14日
4月8日常磐自動車道(南相馬IC~相馬IC間)開通式2012年04月08日
常磐自動車道・南相馬IC~相馬IC間(延長14.4㌔)が8日午後3時に開通し、南相馬市で、開通式典が行われた。
前田武志国土交通相や佐藤雄平福島県知事、立谷秀清相馬市長、桜井勝延南相馬市長、東日本高速の佐藤龍雄会長兼社長や地元選出国会議員ら関係者約200人が出席。復興道路の完成を祝うとともに、首長や国会議員からは、福島原発事故で警戒区域に入る常磐富丘~南相馬IC間の早期開通実現を求める声が相次いだ。前田国交相は「警戒区域内の3カ所で除染の在り方などの調査に入った。一日も早く開通するようできる限り支援する」と述べた。佐藤知事は「復興元年の大きなシンボル。本県復興の勢いにつながる」と期待感を述べた。
相馬IC付近の本線上では、関係者らとともに地元児童ら19人がテープカット、くす玉割りを行い、約二百台の車両が開通区間をパレードした。
被災者支援のため、9月末まで全車両通行無料。
南相馬・相馬両市役所間の移動時間が約13分短縮、国道6号の代替路や緊急時の避難道路などとしての機能を果たす。同道では、東日本大震災後初の新規開通。相馬IC~山元IC間(延長23.3㌔)の開通は平成26年度の見通しとなっている。
4月1日東広島・呉自動車道(黒瀬IC~阿賀IC間)開通式典2012年04月01日
東広島・呉自動車道の黒瀬IC~阿賀IC間(延長12.3㌔)が4月1日午後3時に開通した。開通に先立ち、郷原IC(呉市)で行われた開通式典には、湯﨑英彦広島県知事、小村和年呉市長や蔵田義雄東広島市長らが出席。小村市長は「賀茂地域の広い平野と呉の良好な港が直結、発展をもたらす」と祝辞を述べた。その後、関係者らはテープカットやくす玉割りで開通を祝った。
平成11年に工事着手し、総事業費は約650億円。暫定2車線で通行料は無料。今回の開通により、呉市役所から山陽道間の所要時間が約50分になり、約18分短縮する。さらに、並行する国道375号の渋滞緩和と交通事故の減少に期待がかかる。また、救急現場到着や救急患者収容について時間短縮が図られ、大きな効果が期待される。
同道の高屋JCT~馬木IC間(延長11.7㌔)は既に供用しており、残る馬木IC~黒瀬IC間(延長8.8㌔)が平成26年度に完成し、全線開通する予定。
全通すれば、呉市から山陽道までの所要時間は約90分から約50分へと大幅に短縮される。
待望の1万km突破高規格幹線道路平成23年度開通状況まとまる2012年03月25日
高規格幹線道路の開通延長が3月24日、待望の1万㌔を突破。総延長1万40㌔、整備率72%になった。高規格幹線道路の開通延長は3月20日時点で9979㌔。「1万㌔にタッチするのはどの区間か」と耳目を集めていたが、3月24日に開通する区間が函館茂辺地道路、日本海沿岸東北自動車道、中国横断自動車道、首都圏中央連絡自動車道の4区間48㌔だったため、同時タッチとなった。
なお、本紙1面の「高規格幹線道路の現況表」については、3月25日以降の開通が東広島・呉自動車道・黒瀬~阿賀間延長12.3㌔(4月1日)のため、今回が年度末の数値。高規格幹線道路の開通延長の内訳は高速自動車国道が8021㌔で整備率70%、一般国道自動車専用道路が1251㌔で整備率50%。
また、本紙2月25日号記事「平成23年度高規格幹線道路・完成予定区間」のうち、開通日が未定となっていた3区間の開通日が決まり、これで予定されていた全23区間の開通が決まった。具体には、常磐自動車道・南相馬~相馬間延長14㌔(4月8日)、京奈和自動車道大和御所道路・橿原高田~御所延長3.7㌔(3月25日)、同紀北東道路・高野口~紀北かつらぎ間延長4㌔(4月22日)。
高速自動車国道の年度内開通は137.2㌔、一般国道自動車専用道路は47.8㌔となった。
3月25日能越自動車道・灘浦IC~氷見北IC間開通式2012年03月25日
能越自動車道のうち灘浦IC~氷見北IC間(延長約5.7㌔・暫定2車線・通行無料)が3月25日に完成した。同日、灘浦IC(氷見市宇波)で行われた開通式には、石井隆一・富山県知事や常故茂・氷見市長、地元選出国会議員や綿貫民輔・萩山教厳・両前衆議院議員、国、地元関係者ら約200人が出席。
堂故市長は「産業活性化だけでなく、津波対策など安全安心を支える『命の道』と期待している。輪島市までの早期全線開通を目指し、関係自治体と連携して取り組みたい」と挨拶した。
その後、関係者らによるテープカット、地元宇波保育所園児らがくす玉を割った。地元少年団は、みこし「アゲモン」、青年団は獅子舞を披露。多くの地元住民らに見守られながら、関係者を乗せた車両約40台は、氷見北ICに向かい通り初めを行った。
同道と並行する国道160号は、大雨の際に通行が規制されるほか、周辺交差点では死傷事故も多発している。今回の開通区間が代替路として活用され、周辺地域の安全性向上が期待される。
なお、平成26年度までに灘浦~七尾間(延長・19.6㌔)が開通予定。
3月25日京奈和自動車道・橿原高田IC~御所IC間開通式2012年03月25日
京奈和自動車道・大和御所道路のうち、橿原高田IC~御所IC間(延長・3.7㌔)が開通した3月25日、旧御所東高等学校体育館で開通記念式典が開催された。
式典には前田武志・国土交通大臣や荒井正吾・奈良県知事、近隣市町村の関係者や地元住民ら約400人が参加。
前田大臣は「東日本大震災を契機に命をつなぐ道路として高規格幹線道路の重要性が改めて認識された。京奈和自動車道も早期につなぐ必要があり、関西圏及び奈良県、紀伊半島の柱となって大きな機能を果たすことが出来るよう、今後もご協力をお願いしたい」と挨拶。荒井知事は「関係者のご支援、ご協力のもと、引き続き奈良県の発展に向けて努力していきたい」と述べた。
式典に続いて御所IC付近で、関係者らはテープカットと開通パレードを行い、橿原市立光陽中学校吹奏楽部や御所市の和太鼓グループによる演奏で式典は盛り上がった。
同区間は、平成18年から工事を進め、6年かけて建設された。片側1車線の高架橋道路で走行速度は60㌔。国道24号の渋滞緩和や移動時間の短縮、観光産業の活性化に加え、災害時の代替路としての役割を果たす。
3月25日圏央道高尾山IC~八王子JCT間開通式2012年03月25日
国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・高尾山IC~八王子JCT間(延長2㌔)が3月25日午後3時に開通した。これに先立ち、同日午前10時から、区間内の高尾山トンネル内で、開通式が行われた。
式典には、石森孝志・八王子市長や、下保修・国土交通省関東地方整備局長、関係者や地元住民ら約200人が出席。
石森市長は「高尾山観光など、地域の活性化に期待する」とあいさつ。式典後は、関係者らに地元小学生が加わり、テープカット、車約50台がパレードをした。
今開通により、圏央道に並行する国道16号・129号など周辺道路の混雑緩和が見込まれ、中央自動車道(山梨方面)や圏央道(埼玉方面)から、高尾山ICや観光名所で有名な高尾山への移動時間が短縮される。
平成22年に海老名JCT~海老名IC間が開通しているが、今後、海老名IC~相模原IC間(平成24年度中)と、相模原IC~高尾山IC間(平成25年度予定)が開通すると、東名高速道路と中央自動車道が結ばれ、周辺地域の利便性が向上し、企業誘致や地域活性化が大いに期待できる。
通常通行料金は、高尾山IC~八王子IC間・普通車500円、大型車750円。
3月24日伊豆縦貫自動車道・東駿河湾環状道路三島加茂ICが開通2012年03月24日
伊豆縦貫自動車道・東駿河湾環状道路の三島加茂ICが3月24日に開通した。三島加茂ICで行われた開通式には、細野豪志・環境相や渡辺周・防衛副大臣ら地元選出国会議員をはじめ、国土交通省、県、地元市町関係者ら約60人が出席。
足立敏之・国交省中部地方整備局長は「東海地震の際に伊豆の沿岸道路は津波で寸断され、内陸部を走る縦貫道が救援・復旧に大きく寄与する。観光や産業振興でも重要な役割を果たす」と式辞を述べた。続いて細野環境相ら関係者があいさつし、地域住民の生活向上や地域振興に加え、「命を守る道」としての重要性を強調し、早期全線開通へ全力で取組む決意を示した。
【写真:「命を守る道」の重要性を強調する細野豪志・環境相】
この後、三島囃子の川原ケ谷保存会によるしゃぎり演奏で会場は盛り上がり、テープカットやくす玉割りが行われた。
同ICは、三島萩ICと三島塚原IC間の三島市加茂付近約1.5㌔区間に位置し、上下線に乗降口を開設。開通により、交通の分散化が図られ、並行する国道1号などの渋滞緩和が期待される。
また、新東名高速道路に接続する長泉沼津ICが4月14日に開通すれば、周辺地域のアクセス向上や、物流の効率的な移動も期待できる。
3月24日西九州自動車道唐津伊万里道路・唐津IC~唐津千々賀山田IC間開通式2012年03月24日
西九州自動車道・唐津伊万里道路のうち唐津IC~唐津千々賀山田IC間(延長4.5㌔)が3月24日午後3時に開通した。
それに先立ち、国土交通省九州地整佐賀国道事務所(児玉敏幸・所長)と西九州自動車道建設促進期成会(会長=坂井俊之・唐津市長)は、唐津IC(唐津市中原)で開通式典を開催。式典には、古川康・佐賀県知事や沿線自治体の市長、地元選出国会議員など、関係者約120人が出席し、開通を祝った。
坂井会長は「西に延伸し、一日も早く全線開通することを願っている」と祝辞を述べた。その後、関係者らによるテープカットやくす玉割りが行われ、車約90台で開通区間を通り初めした。
開通した区間は、唐津伊万里道路の最初の区間で、暫定片側1車線、通行は無料。今後、唐津千々賀山田IC~北波多IC間は平成25年度供用、北波多IC~谷口IC間は、平成26年度供用を目指し整備が進められる。
開通により、並行する国道202号や県道の交通の混雑緩和が見込まれ、福岡方面から伊万里方面や、唐津市街地への所要時間が短縮し、アクセス性の向上が期待される。
3月24日松江自動車道吉田掛合IC~三刀屋木次IC間開通式2012年03月24日
島根県尾道市から広島県松江市を結ぶ松江自動車道(中国横断自動車道松江線)のうち、吉田掛合IC~三刀屋木次IC(延長12.3㌔)が3月24日午後4時に開通した。同区間は、暫定2車線、制限速度最高70㌔で、通行料は無料。
開通に先立ち、市内三刀屋文化体育館と三刀屋木次IC付近で、開通記念式典が行われ、溝口善兵衛・島根県知事や速水雄一・雲南市長、地元選出国会議員、国土交通省などの関係者ら約300人が参加。テープカットや、車両約30台で開通区間を通り初めした。
速水市長はあいさつで「救急搬送の時間短縮や災害時の孤立を防ぐなど住民にとって命の道となる」と述べ、溝口知事は「島根の将来に大きく貢献する道路。地域と連携し、県も産業や観光に取組む」と挨拶した。
平成24年度中には吉田掛合IC~三次JCT間(延長48㌔)が開通し、中国自動車道と連結。平成26年度までには、三次JCT~~世羅IC間(延長・31㌔)の開通が予定され、山陰と山陽を結ぶ大動脈として、産業や観光の振興、災害時の避難ルートなど、地域の新たな活性化に大きな期待が寄せられる。
3月24日函館・江差自動車道北斗富川IC~北斗茂辺地IC間開通式2012年03月24日
函館市から江差町に至る函館江差自動車道(延長・約70㌔)のうち北斗富川IC~北斗茂辺地IC間(延長・5.4㌔)が3月24日開通した。
午前10時30分から北斗市茂辺地住民センターで行われた開通記念式典(主催・開通記念行事実行委員会『会長=高谷寿峰・北斗市長』)には、約110人が出席。
はじめに高谷会長は「北海道縦貫道や函館新道、函館新外環状道路とともに、道南地域における高速交通ネットワークの要となる。地域間交流が活発になることで経済発展に寄与できるものと確信している」とあいさつ。続いて逢坂誠二衆議院議員が「単なる交通インフラという枠に収まらず、防災にも大きく役立つ。昨年の東日本大震災や台風12号といった自然災害発生時には、防災能力に長けた高速道路が暮らしの生命線となった」と述べた。
式典後、茂辺地IC本線上に移動し、来賓や関係者ら10人がテープカット、関係車両67台が通り初めで開通を祝った。
同区間は平成15年に工事着手し、総事業費は860億円。暫定2車線で最高制限速度は70㌔。なお、北斗茂辺地~木古内間(16㌔)は平成28年度以降供用予定。
松江自動車道(中国横断自動車道尾道松江線)吉田掛合IC~三刀屋木次IC間が3月24日(土)に開通/国土交通省2012年03月23日
東広島・呉自動車道(黒瀬IC~阿賀IC)が平成24年4月1日に開通/国土交通省2012年03月23日
3月24日(土)午前10時伊豆縦貫道三島加茂ICインターチェンジ開通式を開催/国土交通省2012年03月22日
3月20日紀勢自動車道・海山IC~尾鷲北IC間開通記念式典2012年03月20日
紀勢自動車道・海山IC~尾鷲北IC間(延長6.1㌔)が完成した今月20日、尾鷲市の市立中央公民館で開通式典が開かれた。
式典には三重県の鈴木英敬知事、国土交通省や地元選出国会議員をはじめ、岩田昭人・尾鷲市長や尾上壽一・紀北町長ら沿線市町長、地元住民代表など計90人が参加。
鈴木知事は昨年9月の台風12号で紀南地方が孤立化したことを述べ「災害時の代替路が開通したことは喜ばしい。引き続き紀勢半島のミッシングリンク早期解消に向けて取り組みたい」と話した。
この後、馬越トンネル南坑口前で、地元尾鷲節保存会等計19人が尾鷲節の唄や踊り、太鼓を披露し、鈴木知事、国土交通省、衆参両院議員らがテープカットとくす玉割りを行った。また、パトカーなどの車両35台で通り初めをし開通を祝った。
同区間は、新直轄方式で通行料無料。8割がトンネルの片側1車線の道路で、所要時間は並行する国道42号に比べ、5分程度短縮される。
平成25年度までに、紀勢大内山IC~熊野市大泊間(尾鷲北~尾鷲南間は除く)が開通する予定。
3月17日日高自動車道・日高富川IC~日高門別IC間開通記念式典2012年03月17日
日高自動車道・日高富川IC~日高門別IC間(延長約5.8㌔)が17日午後3時に開通した。高規格幹線道路日高自動車道早期建設促進期成会(会長=三輪茂・日高町長)と日高町は同日、門別総合町民センターと日高門別IC本線上の2会場で開通記念式典を開催。
式典には、来賓の鳩山由紀夫・衆議院議員や橋本聖子・参議院議員、高橋はるみ北海道知事代理の北村健・日高振興局長ら関係者など約100人が出席し、開通を祝った。
主催者挨拶で三輪会長は「大変喜ばしく関係各位の多大な支援に心から感謝。地域の発展や安心・安全になくてはならない道路で、新ひだか町や浦河町への早期整備をお願いしたい」と述べた。続いて会場を日高門別ICに移動し、三輪町長や鳩山議員らによるテープカットの後、乗用車やバス21台が日高富川ICまで「通り初め」のパレードを行った。
同自動車道が延伸したのは、平成18年3月に鵡川IC~日高富川IC間(延長11.8㌔)が開通して以来、6年ぶり。
同道は、苫小牧東IC―沼ノ端西IC以外は通行無料。日高門別IC~厚賀(仮称)ICは平成28年度以降の開通を目指している。
唐津伊万里道路(唐津IC~唐津千々賀山田IC)の開通日時のお知らせ/国土交通省2012年03月16日
圏央道高尾山IC~八王子JCT間が3月25日開通2012年03月15日
国土交通省関東地方整備局相武国道事務所(田村央・所長)とNEXCO中日本東京支社は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・高尾山IC~八王子JCT間(延長2㌔)が25日午後3時に開通すること伴い、午前10時から高尾山IC(八王子市南浅川町地先)で開通式を開催する。
同区間は、透明と中央道を結ぶ区間の一部。平成22年に開通した海老名JCT~海老名IC間や。今後開通が予定されている海老名IC~高尾山IC間と一体となり、東名と中央道を結ぶ広域ネットワークを形成。都心部を通過していた交通の抑制による混雑緩和や、圏央道に並行する国道16号、国道129号など周辺道路の混雑緩和等が期待されている。
また、同社八王子支社は、開通を記念し、同日午後2時20分から、圏央道・高尾山料金所の利用者先着5人に、通行証明書の贈呈式を実施する。
開通前の23日(金)午前9時~午後5時の間に、同支社八王子保全サービスセンター(八王子市宇津木町287-1)で、整理券を受け取り(先着5人に達した時点で受付終了)、開通当日午後1時~2時の間に高尾山料金所へ向う。
常磐自動車道 南相馬IC~相馬IC間が4月8日開通2012年03月15日
NEXCO東日本は、常磐自動車道・南相馬IC(福島県南相馬市原町区信田沢)~相馬IC(相馬市粟津)間(延長14.4㌔)が、4月8日(日)午後3時に開通すると発表した。開通式典の詳細は後日発表。
平成15年12月に着工、平成23年度中に開通予定だったが、東日本大震災により、のり面崩壊など多くの箇所で被害を受け、震災後約2カ月間、工事は一時中止となっていた。ほぼ全線にわたる震災復旧工事、人員確保・工事資機材調達が非常に厳しい状況だったが、このたび開通が実現し、福島県浜通りの復旧・復興の中心として機能することが期待される。
道路は暫定2車線で、2カ所の追越しが可能な4車線区間を設置。整備効果として、南相馬市役所と相馬市役所の移動時間が約13分短縮され、並行する国道6号の代替路機能を果たす。
京奈和自動車道 紀北東道路 高野口IC~紀北かつらぎICが4月22日(日)開通 /国土交通省2012年03月15日
3月10日四国横断自動車道・宇和島北IC~西予宇和IC間開通記念式典2012年03月10日
四国横断自動車道・宇和島北IC~西予宇和IC間(16.3㌔・暫定2車線)が10日開通し、当日午前10時から愛媛県西予市宇和町の県歴史文化博物館で、開通式典が行われた。
式典には愛媛県の中村時広知事、地元沿線首長、県選出国会議員や国土交通省関係者ら約260人が出席。中村知事は「思いを結集して実現した高速道路を、地域活性化に結び付けていく」と祝辞を述べた。
その後、西予宇和ICでテープカットが行われ、車両約110台がパレード。午後3時には開通を待ち望んでいた多くの車両の通行が始まった。
同区間は、国と県が事業費を負担する県内初の新直轄方式で整備され、通行料は無料。平成16年に工事着手し、総事業費は約640億円。
今開通で、「東南海・南海地震」における津波予想浸水区域を迂回し、災害時の代替路確保、救助・供給・復旧活動の迅速で安全なアクセスを確保できる。また、宇和島朝日IC~西予宇和IC間は、並行する国道56号に比べ、所要時間が約20分短縮されるとともに、国道56号の渋滞緩和効果など、地域活性化に期待が膨らむ。
日沿道・大館北~小坂JCT間雪沢第一トンネル3月10日貫通2012年03月10日
新直轄方式で整備が進む日本海沿岸東北自動車道・大館北IC~小坂JCT間(延長約14㌔)で、5番目の貫通となる雪沢第一トンネルが10日に貫通。当日、現地で行われた式典では、平成25年度の同区間の開通を祈念した。
大館北~小坂間は奥羽山脈の一角にあり、急峻な山岳地帯を通る。橋梁、トンネルそれぞれ5カ所を数え、こうした構造物は区間の75%に及ぶ。総事業費は約640億円。
延長2553㍍の雪沢第一トンネルは、羽保屋山北側を西北西から東北東方面を通過。掘削断面積は約90平方㍍で、施工は飛島建設が担当。20年8月に着工され、NATMによる補助ベンチ付全断面掘削工法(発破掘削)で掘削が進み、このほど貫通。今年10月末の完成を予定している。
貫通式では、地元選出国会議員らが発破ボタンを一斉に点火。坑内に爆発音が響き渡り、無事貫通した。東北地方整備局の川瀧弘之道路部長が「日沿道は地域の安心・安全を支える命の道。東日本大震災からの復興支援、更には日本海側のリダンダンシーとして大きな役割を担う。今後も広域的ネットワークの整備に努めたい」と挨拶。関係者が通り初めや鏡開きを行い、万歳三唱で貫通を祝った。
常磐自動車道 南相馬IC~相馬IC間が開通/NEXCO東日本2012年03月09日
国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)高尾山ICから八王子JCT間が3月25日に開通(第2報)/国土交通省2012年03月09日
国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)高尾山ICから八王子JCT間が3月25日に開通します(第2報)〔国土交通省〕
3月4日三遠南信道・鳳来峡IC~浜松いなさ北IC間開通記念式典2012年03月04日
長野県飯田市から静岡県浜松市に至る三遠南信自動車道のうち、鳳来峡IC~浜松いなさ北IC間(延長13.4㌔)が4日午後3時に開通し、屋内外2会場で開通記念式典が行われた。
引佐町の引佐北部中体育館で行われた式典には、国土交通省や県、浜松、新城市などの沿線市町、地元住民ら約130人が出席し、開通を祝った。浜松市の鈴木康友市長は「開通は東三河と遠州がつながる大きな一歩。新東名の東西軸、三遠南信道の南北軸を使い大いに発展することを期待したい」と述べた。
浜松いなさ北IC付近の本線上で行われたセレモニーでは、地元の田沢幼稚園の園児たちも加わり、参列者らとともにテープカットやくすだま割りが行われた。続いてパトカーの先導で、バスや乗用車によるパレードで通り初めも行われた。
総事業費は約740億円、平成5年に事業着手。三遠トンネルなど計5つのトンネルを完成させた。
同区間には、浜松方面への出入りのみのハーフIC・渋川寺野ICを設置。奥三河地域から浜松市までの所要時間は、従来のルートより11分短縮される。
開通記念イベント『植樹祭』を開催~紀勢自動車道(海山IC~尾鷲北IC)の開通に向けて~/国土交通省2012年03月02日
【記者発表】紀勢自動車道(海山I C~尾鷲北I C)開通時間が決定/国土交通省2012年02月29日
山陽自動車道宇部下関線宇部本線料金所が完成します!/NEXCO西日本2012年02月28日
函館・江差自動車道北斗富川IC~北斗茂辺地ICが開通/国土交通省2012年02月24日
函館・江差自動車道北斗富川IC~北斗茂辺地ICが開通します<通行無料>~平成24年3月24日(土) 午後3時開通~〔国土交通省〕
唐津伊万里道路(唐津IC~唐津千々賀山田IC)の開通について/国土交通省2012年02月24日
熊野尾鷲道路・新鹿トンネル2月22日に貫通式2012年02月22日
国土交通省紀勢国道事務所(内藤幸美・所長)が事業を進めている近畿自動車道紀勢線及び国道42号熊野尾鷲道路(全長18.6㌔)のうち三重県熊野市新鹿町の「新鹿トンネル」(延長734㍍)が2月10日に貫通したことに伴い、同月22日、現地で貫通式が開催された。
式典には、河上敢二・熊野市長をはじめ国土交通省、県、地元関係者ら93人が出席。出席者はグループごとに通り初めをし、万歳三唱をして貫通を祝った。河上市長は、「長年の悲願であった高速整備が着々と進められている」と挨拶。昨年の紀伊半島豪雨災害に伴う幹線道の寸断の事例を挙げ、「災害時、緊急医療において人命を救い、地域活力を再生させる『命の道』となる」と高速道整備に期待を示した。
同トンネルの事業費は14億円、昨年4月に掘削を開始し、熊野尾鷲道路にある5本のトンネルのうち最後の貫通となった。
なお、同道路・尾鷲南IC~三木里IC間は平成20年に供用しているが、残る事業未着手区間の三木里IC~大泊IC間は、来年度中に供用開始予定。
日高自動車道(日高富川IC~日高門別IC)の開通~3/17日高富川IC~日高門別IC間、延長約5.8Kmが開通/国土交通省2012年02月22日
日高自動車道(日高富川IC~日高門別IC)の開通~3/17日高富川IC~日高門別IC間、延長約5.8Kmが開通します~〔国土交通省〕
日本海沿岸東北自動車道あつみ温泉IC~鶴岡JCT間が平成24年3月24日(土)に開通/国土交通省・NEXCO東日本2012年02月22日
七尾氷見道路灘浦IC~氷見北IC間平成24年3月25日(日)に開通/国土交通2012年02月22日
国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)高尾山ICから八王子JCT間が3月25日に開通/国土交通省・NEXCO中日本2012年02月17日
国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)高尾山ICから八王子JCT間が3月25日に開通します。〔国土交通省〕
国道468号 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)~高尾山ICから八王子JCT間が3月25日に開通...[NEXCO中日本]
開通日時決定~三遠南信自動車道(鳳来峡~浜松いなさJCT)~/国土交通省2012年02月16日
四国横断自動車道・宇和島北~西予宇和間3月10日(土)開通!~同区間内の三間ICも同時供用~2012年02月15日
国土交通省大洲河川国道事務所(木村正己・所長)は、四国横断自動車道・宇和島北IC(愛媛県宇和島市高串)~西予宇和IC(同県西予市宇和町稲生)間(延長16.3㌔・暫定2車線)が、3月10日に開通すると発表した。また、同区間の三間IC(宇和島市三間町曽根)も同時供用する。開通時間・開通式典は後日発表。
同区間は、平成15年12月の国土開発幹線自動車道建設会議で決定され新直轄方式により整備された区間で、総事業費は約640億円。国と県で事業費を負担し、平成16年3月20日から工事着手していた。
今開通により、宇和島朝日IC~西予宇和IC間は、国道56号と比べて、所要時間が20分短縮されるとともに、国道56号の渋滞緩和効果が期待される。
さらに「東南海・南海地震」の津波予想浸水区域(宇和島市吉田町)を迂回し、災害時の代替路確保、救助・供給・復旧活動の迅速で安全なアクセスの支援が可能となる等の整備効果が期待される。
また、開通を記念して、宇和島市事務局「四国横断自動車道・宇和島北~西予宇和間開通記念イベント実行委員会」は3月4日(日)、開通記念イベント「ハイウェイフェスティバル 2012」を三間ICで開催する。開通前の高速道路で、サイクリング&ウォーキング、アンパンマンショーや、ゆるキャラとの記念撮影、沿線市町の物産市等も行われる。
【写真】宇和島北IC付近から西予宇和IC方面を望む
東広島・呉自動車道が平成24年4月1日(日)に部分開通します~/国土交通省2012年02月14日
東広島・呉自動車道が平成24年4月1日(日)に部分開通します~今回開通区間黒瀬IC~阿賀IC間延長12.3㎞~[国土交通省]
新東名高速道路(御殿場~三ヶ日間)4月開通!~高速道路史上最長の162キロ供用~2012年02月05日
NEXCO中日本は、新東名高速道路・御殿場JCT(静岡県御殿場市)~三ヶ日JCT(浜松市北区)間の約162㌔を、4月14日午後3時に開通すると発表した。これは当初予定を約1年前倒ししての開通となる。今回の開通距離は、昭和44年2月1日の東名・静岡~岡崎間131・6㌔を上回り、一度に開通する延長としては、日本の高速道路史上最長となる。工事費は約2兆5710億円。区間中、静岡スマートIC、浜松スマートICも同時に開通。浜松いなさJCTでは三遠南信自動車道と接続する。新東名は、東京と名古屋を結ぶ延長約330㌔の高速道路。日本の大動脈である東名の抜本的な混雑解消や、ダブルネットワーク化による信頼性の向上、3大都市圏の連携強化として機能。全線開通は平成32年度を予定している。
1月27日の臨時記者会見で、金子剛会長兼社長は「地元の強い要望と協力を得て、出来る限り早期の開通を目指して事業を推進してきたが、開通を約1年前倒しすることができた」と語り、歴史的開通に充実感をにじませた。
新東名・御殿場JCT~三ヶ日JCT間は昭和64年2月に基本計画を策定。施行命令は御殿場JCT~長泉沼津間が平成9年12月(平成12年着工)、長泉沼津~三ヶ日JCT間(平成7年着工)は平成5年11月に出され、その間道路公団民営化など紆余曲折はあったものの、地元の要請等もあり事業は順調に進捗。
最後の課題となっていた地すべり対策の追加工事の内容が決定したことなどに伴い、12年初夏の開通を目指す方針を、昨年11月に表明していた。
現東名の御殿場IC~三ヶ日IC間(4車線)では、1日あたりの交通容量は約4万8千台のところ、現状の1日の平均交通量は約7万4千台で、交通集中による渋滞が多発。地震や異常気象による通行止め多発箇所も存在し、今後想定される東海地震が仮に発生した際、東名は寸断され、それによる日本経済に及ぼす影響は計り知れない。
新東名が開通すれば、ダブルネットワーク化が実現。沿線に限らず、日本全体の安全・安心を支えるものと期待されている。
【写真】新清水JCT付近
四国横断自動車道(宇和島北~西予宇和)が3月10日に開通します~/国土交通省2012年01月31日
地域を元気にする新道路ネットワーク広がる!~四国横断自動車道(宇和島北~西予宇和)が3月10日に開通します~[国土交通省]
4月14日に「新東名高速道路」御殿場JCTから三ヶ日JCTが開通/NEXCO中日本2012年01月27日
3月24日(土)開通!松江道・吉田掛合IC~三刀屋木次IC間と一般県道・吉田掛合インター線2012年01月25日
国土交通省中国地方整備局松江国道事務所(清水純・所長)が建設を進めていた松江自動車道(中国横断自動車道尾道松江線)吉田掛合IC(島根県雲南市吉田町)~三刀屋木次IC(同県同市三刀屋町)間(延長12.3㌔・無料)と、一般県道吉田掛合インター線(同県同市吉田町吉田)(1.6㌔)が3月24日(土)午後4時から開通する。同日午後3時から、三刀屋文化体育館で開通式典(雲南市主催)を開催予定。
同区間が開通することで、雲南市吉田町~雲南市中心部までの所要時間が約10分短縮し、並行する国道54号の事前通行規制区間で平成18年~22年度に事故や災害で通行止めが17件も発生していたが、それらの可能性が低くなり、道路の信頼性向上が期待される。
開通を記念して、雲南市などで構成する「中国横断自動車道松江線開通記念事業実行委員会」は3月17日午前9時から、三刀屋木次ICと吉田掛合ICの2会場で、開通プレイベントを開催する。
開通プレイベントでは、開通前の高速道路のウォーキングや10㌔マラソン、郷土芸能や餅まきなどが行われ、参加者全員に豚汁が配布される。
なお、三刀屋木次IC会場で行う10㌔マラソンは、事前申込みが必要で、雲南市のHPで申込書をダウンロードし、郵送またはFAXで応募(2月20日必着)▽参加資格は10㌔完走できる体力を有する人(小学生以下は不可)▽参加費無料。その他詳細は雲南市HPへ。
【写真】尾道松江線・三刀屋木次IC(平成23年3月現在の航空写真)
松江自動車道(中国横断自動車道尾道松江線)吉田掛合IC~三刀屋木次ICおよび一般県道吉田掛合インター線が3月24日(土曜)に開通/国土交通省・NEXCO西日本2012年01月20日
「松江自動車道(中国横断自動車道尾道松江線)吉田掛合IC~三刀屋木次IC及び一般県道吉田掛谷インター線が平成24年3月24日(土)に開通します。」[国土交通省]
松江自動車道(中国横断自動車道尾道松江線)吉田掛合IC~三刀屋木次ICおよび一般県道吉田掛合インター線が3月24日(土曜)に開通します[NEXCO西日本]
3月20日紀勢自動車道・海山~尾鷲間(6.1㌔)開通2012年01月15日
国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所(内藤幸美・所長)は、今年度開通を予定している紀勢自動車道・海山(三重県北牟婁郡紀北町海山区船津)~尾鷲(同尾鷲市坂場西町)間延長6.1㌔の開通日を春分の日の3月20日と発表した。開通時間・式典等は後日発表。
開通区間に平行する国道42号は県内唯一の幹線道路で、大雨や津波などの影響により、道路決壊や法面崩壊など、過去に何度も大きな被害が発生している。とくに平成16年には道路決壊により77時間の通行止めが行われ、取り残された地域の生活に多大な影響を及ぼした。今開通により、災害時や救急救命時に安全で安心な通行の確保が可能となることに、沿線から大きな期待が寄せられている。
紀勢自動車道は三重県多気郡多気町の勢和多気JCTから尾鷲北ICまでの総延長55.3㌔。現在、勢和多気JCT~紀勢大内山間の23.8㌔が開通済となっている。今開通により同道の開通延長は29.9㌔(整備率54%)となる。
国土交通省によると今後、紀伊長島~紀勢大内山(延長10㌔)が24年度、海山~紀伊長島(延長15㌔)が25年度に完成する予定となっており、紀勢自動車道の25年度全通がほぼ確実になっている。
3月4日三遠南信道・鳳来峡~浜松いなさ北間(13.4㌔)開通2012年01月15日
国土交通省・浜松河川国道事務所(盛谷明弘・所長)が建設を進めてきた三遠南信自動車道・三遠道路のうち、鳳来峡IC(愛知県新城市名号)~浜松いなさ北IC(静岡県浜松市北区引佐町)間(延長13.4㌔・2車線)が3月4日に開通する。開通時間は後日発表。
また、開通区間の3つのIC名称が、鳳来IC(仮称)は「鳳来峡IC」、新たに設置された「渋川寺野IC」、引佐IC(仮称)は「浜松いなさ北IC」にそれぞれ正式決定したことを発表した。
三遠道路は、この三遠南信自動車道の一部を構成し、中央自動車道、新東名高速道路と連絡し、地域間の連携強化、三河、遠州、南信州地域の秩序ある開発、発展に大きく寄与する大変重要な路線である。
同区間が開通することにより、東栄町役場や東根町役場から浜松市役所までの所要時間は、11分短縮になり、奥三河地域から浜松市中心部への通勤や文化・娯楽活動等が便利になる。
なお、開通式開催については、現在調整中。決定次第、同国道事務所HPで発表する。