2019年12月22日 東北中央道「相馬福島道路」相馬~相馬山上間が開通 震災復興へのさらなる推進が期待

[caption id="attachment_10256" align="alignleft" width="300"] 開通を祝いテープカット[/caption]

国土交通省が整備を進めていた復興支援道路である東北中央自動車道・相馬福島道路(延長45㌔)のうち、相馬IC~相馬山上IC間(延長6㌔)が昨年12月22日午後2時30分に開通し、常磐自動車道と接続した。観光拠点へのアクセス性が益々向上し、広域観光の活性化など、震災復興へのさらなる推進が期待される。

相馬IC付近で開通式典を開催され、内堀雅雄福島県知事や立谷秀清相馬市長、田中和德復興相、和田政宗国土交通大臣政務官など関係者約230人が出席し、テープカットや通り初めなどで開通を祝った。

主催者挨拶で内堀知事は「広域物流ネットワークの形成や地域経済の活性化など、被災地域の復興はもとより、県全体の振興発展を力強く牽引するものと期待している」と述べた。和田政務官は「来年度末までの全線開通を目指したい」と挨拶した。

今回の開通により、東北中央自動車道・相馬福島道路(相馬~福島)は、延長45㌔のうち33・5㌔の7割以上が完成。残る霊山IC~桑折JCT(延長約12・2)は20年度内に順次開通を予定している。

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