25年度道路関係予算 2兆3137億円配分へ

3月31日の2025年度政府予算の成立を受け、道路関係予算の計2兆3137億円の配分が示された。内訳は直轄事業1兆4578億円、補助事業8560億円。

25年度予算においては、「防災・減災、国土強靱化」「予防保全型メンテナンスへの本格転換」「人流・物流を支えるネットワーク・拠点の整備」「GX推進による脱炭素社会の実現」「道路システムのDX」「道路空間の安全・安心や賑わいの創出」に重点的に取り組み、道路整備が計画的に進められるよう配分された。

直轄事業のうち、幹線道路ネットワーク整備に7843億円を配分。近年の災害の激甚化・頻発化を踏まえた、強靱で信頼性の高い国土幹線道路ネットワークの構築や安全・円滑な人流・物流を支える道路ネットワークの構築を目指す。このため、大きなストック効果の発現が見込まれる道路整備に重点投資する方針だ。

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