26年度政府予算案 国交省に6兆749億円 東日本大震災以降で最大規模

政府は昨年12月26日、一般会計総額122兆3092億円の2026年度予算案を決定した。公共事業関係費は6兆1078億円で、前年度とほぼ横ばい、220億円増となった。25年度補正予算で確保した公共事業関係費2兆5420億円と一体で切れ目なく事業執行に当たる方針だ。

国土交通省の26年度予算案は、一般会計で前年度比2・0%増の6兆749億円。東日本大震災以降では最大の規模となり、初めて6兆円の大台を超えた。

このうち公共事業関係費はほぼ前年並み、198億円増の5兆2950億円を計上。内訳は、一般公共事業費が0・3%増の5兆2513億円、災害復旧等が5・0%増の437億円。金額ベースで197億円の増加となった。予算案決定後の会見で、金子恭之国交相は「暮らしの安全・安心の確保や強い経済の実現に向け、危機管理投資・成長投資を強力に進めていく」と述べた。

このうち、道路関係予算は2兆1265億円。内訳は直轄事業1兆6022億円、補助事業5123億円、有料道路事業等120億円。道路局では「防災・減災、国土強靱化、予防保全型メンテナンスの本格転換、人流・物流を支える」ネットワーク・拠点の整備、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた道路の脱炭素化の推進、道路システムのDX、道路空間の安全・安心や賑わいの創出について、25年度補正予算と合わせて切れ目なく進める」としている。

なお、財政投融資計画では、日本高速道路保有・債務返済機構に前年度比6・0%増の5490億円を充てることが示された。

政府・強靱化予算 5兆3510億円

政府の26年度予算案のうち、各府省庁の国土強靱化関係予算は0・1%増の5兆3510億円、うち公共事業関係費は0・9%増の4兆1160億円となった。25年度補正予算に計上した1兆9159億円と合わせ、実施中期計画の取り組みを進める。

■2026年度 道路関係予算総括表(PDF)

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