東京湾アクアラインで実施されている「ETC時間帯別料金」の社会実験が、2026年度も継続して行われることが19日、国土交通省と千葉県、NEXCO東日本から発表された。交通量が集中する土日・祝日で混雑が著しい時間帯の料金を上げ、深夜や早朝など利用が少ない時間帯の料金を下げる変動料金の試みは、昨年4月の開始以来、渋滞緩和に一定の成果を上げている。
千葉県木更津市と神奈川県川崎市を繋ぐ東京湾アクアラインは、観光レジャー需要が集中する土日・祝日の激しい混雑が長年の課題となっている。
この状況を打破するため、特定の時間帯の割引料金を変動させる「ETC時間帯別料金」の社会実験が導入されたが、このほど「第5回東京湾アクアライン交通円滑化対策検討会」で、26年度も現行の条件を維持して継続する方針が示された。
今回の発表に合わせ、25年4月から12月までの交通状況に関する分析データが公開された。特に変化が顕著だったのは、木更津から川崎方面へ向かう「上り線」。料金が引き上げられる13時から19時の時間帯において交通量が減少し、逆に料金が引き下げられる時間帯で交通量が増加し、交通の分散が進んでいることが確認された。


